現代戦装備で転生したんでちょっと戦争終わらせてくる

　アフガニスタンの地で傷を負い、倒れたドイツ連邦軍特殊部隊所属『クライス・ウルフ』少尉。
　彼が次に目を覚ますと、見知らぬ部屋の天井が水晶体に映り、傷を負っていた腹部には包帯が巻かれていた。訳もわからず、ベットの横に置かれたテーブルにあった拳銃を取り、メイド服姿の女に事の次第を問うが、突如暴れだし部屋の中は散乱、彼は襲われ再び殺されかける。
　しかし、その暴走を一声で止めた身長１５０センチ台の少女。容姿は欧州でもよく見かける金髪の白人、だったのだが、頭に生えたトグロを巻いた角は、人間と呼べる生物ではないことを象徴していた。
　はたして彼は、どこに飛ばされたと言うのか。現代の戦地で倒れた男は第二の戦場で何を思うのか！？