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エンゼルプラン  作者: 夏多巽
第二章 三月二十七日 前半
14/173

暗黒の大海

 俺の言葉に寧は愕然となる。


「死んでるって、でも……ひょっとしたら」

「寧、それ以上触るな。警察が来るまでそのままにしろ」


 口調に威圧感を載せてきっぱり言うと、信彦さんを揺さぶっていた手がぴたりと止まる。納得がいかない顔だったが、状況が状況だけに迂闊な行動はとれないと察したのかそれ以上何も言わなかった。


 他の場所を捜している人たちに伝えようとフィールドの入口へ足を向けたが、先程の戦闘のこともあって寧を一人だけ見張りに残すのは憚られた。

 俺は反対側のフィールドにいる隼雄さんに電話をかける。一回のコールの後、隼雄さんはすぐに出た。


『由貴くん、どうしたの?』

『すぐに屋外フィールドへ来てください。信彦さんを発見しました。死んでいます』


 電話の向こうが一瞬沈黙に包まれ、一拍の後に隼雄さんがまた話し出した。


『わかった、すぐ行くよ。他の皆には俺から言おうか?』

『……ええ、お願いします』


 頭の切り替えが早い隼雄さんはこういうとき言葉少なくとも理解してくれるので、非常に頼りになる。

 一分ほど後、入口の方から騒がしい声や足音が届いてくると、隼雄さんを先頭に慎さん、沙緒里さん、雫、そして一番最後に彩乃が入ってきた。


 彼らは中央までやって来ると、横たわる信彦さんを見て各々異なった反応を見せた。


「どういうことだ! 何故ここで……」

「信彦さん……どうして」

「いやーな予感はしてたけどさあ……これはちょっときついよね」


 雫は信じられないというように動揺して口元を抑えている。慎さんはまだ冷静だが義父の死にショックを隠せていない。職業柄慣れている隼雄さんもこればかりは参ったという表情で頭を掻く。


「警察に知らせよう。魔物の方だけじゃなくこっちにも人を回してもらう必要が――」


 突然屋外フィールドに冷気が吹き荒れる。凍えるような寒さが身を襲い、心臓が大きく跳ね上がった。春先の暖かな気温が一瞬で氷点下まで下がる勢いで寒さが一帯を支配し、寧が小さく悲鳴を上げた。

 その原因たる沙緒里さんの視線はそれだけで全てを凍らせるかのように冷たい。ただ、その瞳には凶暴な炎が燃え上がっていた。


「誰かしら――?」


 沙緒里さんがゆらりと一歩前に出る。それと同時に冷たい風が吹きつけた。


「誰が、こんなことを、したの?」


 一言ずつ区切って喋る声が耳に入るだけで頭の中がキンキンに冷えそうになる。沙緒里さんは周囲の状況を全く気にしていない。能力の制御に意識が及ばないのか、あるいはどうでもいいと考えているのか。


「また、私から奪うの? そんなに私の宝物が欲しいのかしら? 悪い子たちね、まだお仕置きが足りなかったのね」

「お、叔母様、抑えて――」

「五月蠅い!」


 沙緒里さんの足元が凍りはじめる。狂気に目を光らせた沙緒里さんは(たが)が外れたように笑い出した。

 一度こうなった沙緒里さんはもう説得しようがない。残された手段は力づくで止めることだけだ。

 俺は掌に光球を作り出し、沙緒里さんと相対する。ふと隣を見ると雫の姿があった。彼女の掌も焼けたように真っ赤になっている。指先にちらちらと揺らめく炎が燈っていた。


「その炎の能力は人が集まっているところでも使っていいのか?」

「心配はいらん。“延焼”は私の意思で制御できるからな。普段はただ物を燃やすだけの能力だ」


 あの炎の感染――“延焼”というらしい――は無差別に反応するわけではないようだ。それならと雫を頼ることにした。その手の炎の熱さが今だけ心地よく感じる。

 沙緒里さんの力は強大だが、俺が雫に“同調”すれば沙緒里さんにも立ち向かえるかもしれない。


「流石に燃やすのはまずいな。火傷するかもしれないがこの手で引っ叩いてもいいか?」

「『同盟』には治療が得意な奴がいる。遠慮するな」


 俺と雫は数メートルの距離を挟んで沙緒里さんと向かい合う。フィールドがスケート場になるのが先か、沙緒里さんを止めるのが先か、俺たちの手にかかっている。


 そう思っていたのだが。


「何をしているのかしら、この馬鹿娘は」


 凛とした女性の声が響く。その瞬間、沙緒里さんの足元が突然漆黒に覆われた。驚愕した沙緒里さんが咄嗟に跳ぼうとするが、一面の漆黒はうねりを見せると沙緒里さんの両足を絡め取った。それを凍らせようとするよりも先に、沙緒里さんの身体が漆黒の中に引きずり込まれていく。


「な、何だ!?」


 雫が動転して声を上ずらせた。

 漆黒の闇に文字通り呑み込まれた沙緒里さんは浮かび上がってくる気配はない。黒々としたその表面は何事も無かったように静かに波を打っている。雫は警戒心を露わにそれを直視しているが、俺が無反応であることに気づいて不思議そうに眉をひそめた。


 “暗黒の大海”――この能力を間近で見るのは久しぶりだ。

 国内の血統種が保有する広範囲対応型の能力の中でも最大級のもの。周囲の地面を漆黒の海で覆い尽くし、人だろうが物だろうがその上に立っていれば意思一つで沈めることができる。

 一度呑み込まれたら再び浮かび上がるのは容易ではない。何故ならこの海に呑まれた犠牲者は暗闇の中で精神を蝕まれるという特性があるからだ。過去に呑まれて生還した人物は、海の中で得体の知れない怪物に襲われる幻覚を見たという。早い段階で発狂した者はまだ幸運で、そのような者の多くは溺死の苦しみをダイレクトに味わうことが無かった。生命力と精神力が共に高い者は長時間正気のまま耐えなければならなかったのだから、その末路はまだ優しい方だ。


 なお、長時間耐えることができたのは俺の知るところでは、礼司さんと登のほか数名だ。登の方は一応弟子ということで“若干”手加減はしてもらったらしい。ほとんど誤差の範囲といえる若干であったと後に登が泣いていた。


 夜の海原のようなその一面の向こうに、“暗黒の大海”の主は悠然と立っていた。


「仮にも『同盟』本部の警備部長ともあろう者が現場を荒らすなんて、灸をすえる必要があるようね?」


 小夜子さんは沙緒里さんが沈んだ水底を見通すように視線を下した。


「現場を荒らしているのって小夜子さんも同じじゃないかな?」

「これは一時的なものだから能力を解除すれば元通りよ」

「そうだけどさあ……」


 呆れた口調の隼雄さんに、何でもないという風に返す。

 小夜子さんが能力を解除すると、海は瞬く間に消滅し倒れ伏す沙緒里さんだけが残された。

 水を飲んでいるようだが意識も呼吸もはっきりしている。身じろぎして目を開くと、小夜子さんを睨みつけた。


「それくらいの元気が残っているならいいわ。襲撃の件で事情聴取もあるし」

「相変わらずやり方が無茶苦茶ですね」

「そう? 馬鹿な娘にはこれくらい当然でしょう」


 沙緒里さんは小夜子さんより年上のはずだが、彼女にとっては妹のように思えるのだろう。昔の沙緒里さんは今とは違い天真爛漫で子供っぽく、落ち着いた性格の小夜子さんが姉のようであったと礼司さんが話していた。


「ところで小夜子さんはどうしてここに?」

「あなたたちがぞろぞろと訓練場へ行くのを見たから五月に訊いたのよ。それで後を追ってみればこの有様」


 小夜子さんは信彦さんの下へ歩み寄ると、屈んで手を合わせた。


「そんなに親しい間柄ではなかったけど、知ってる人が死ぬのは辛いわね」


 そう言って小夜子さんは信彦さんの亡骸をしげしげと眺める。


「……何か?」

「私もいろいろな場面に遭遇した経験があるから、こういうことは慣れているの。多少の心得はあるつもりよ」


 小夜子さんは「ふむ」と呟く。


「左胸から出血。シャツに切り傷のような跡がついているわね」

「切り傷……ということは刺された――殺人だと?」

「恐らくね。凶器は見当たらない。髪に埃がついているわね……ここはそんな物落ちてないけど。余所でついたのかしら」


 俺も小夜子さんに倣って、信彦さんの身体を観察してみる。

 目に見える限りでは、胸の傷以外に出血している箇所はないようだ。血は全てシャツに吸い取られていて、下には垂れていない。


「シャツはそんなに血で汚れていませんね」

「凶器が引き抜かれたのは死後かしら」


 小夜子さんは立ち上がり一旦辺りを見回して、他に調べるものはないか探していた。

 隼雄さんは警察に連絡を済ませたと言い、本館へ戻って知らせてくると去っていった。

 雫と慎さんはへたり込む彩乃に付き添っている。


「彩乃、部屋へ戻ろう。休んだ方がいい。後のことは僕らに任せて」

「……」


 遺体を発見してから彩乃が全く反応を見せていないことが気になったが、完全に放心状態にある。雫と慎さんが身体を揺すっても頭ががくがく揺れるだけだ。瞳は虚ろで信彦さんを見ているのかどうかさえわからない。


「……仕方ない」


 このままでは埒が明かないと考えた俺は、彩乃の身体を腕の中に抱きかかえ持ち上げた。

 背後で何故か寧が素っ頓狂な声を上げた。


「……?」


 彩乃は身体の浮遊感に気づいてきょろきょろする。そして、俺の顔がすぐ目の前にあることに対して怪訝な声を漏らした。


「歩けないならこのまま運んでいくぞ」


 彩乃は少し間を置いて頷いた。その様子は幼い子供が親の言うことに黙って従うようであった。これまで突き放すような態度だった彩乃が今は甘えるように首を手を回してくる。

 寧といい彩乃といい非日常的事態にならないと年相応の姿を見せないのは、問題があると思う。普段は風船のように膨らんでいて強気だが、正気を失わせるような事態に陥ればそれが脆くも崩れるからだ。それは早くに片親を、あるいは双方共に亡くしたことが原因かもしれない。そういう意味でこの二人は似ている。その点については俺も人のことをとやかく言えないのだが。


 慎さんは沙緒里さんを立たせて、傍で支えている。雫も手伝いに駆け寄っていく。

 小夜子さんは信彦さんを哀しげに見下ろしていたが、すぐに視線を入口へ戻し歩き出した。




 彩乃は自室のベッドに運ばれた後、そのまますぐに眠ってしまった。五月さんがメイド人形に番をするように指示して、彩乃と沙緒里さんと慎さんを除いた全員が居間へと集まる。沙緒里さんは溺れたことでまだ気分が優れないので、慎さんが付き添っている。夫の死に感情が昂ぶっているので、慎さんが抑える必要があった。


 警察は訓練場へ向かった直後には到着していたとのことだ。魔物の出現に周辺住民がパニックになっていたらしく、到着が遅れたという。

 現在、訓練場は封鎖されている。窓から外を眺めると、警官と警備用のメイド人形が並んで立っているのがわかる。警官は武装したメイドを緊張気味にちらちらと横目で見ている。


「各務先生、やっぱり騒ぎに巻き込まれてたみたい。無事だけど辺りが混乱してて患者さんの安否とか確認してたってさ。凪砂ちゃんと一緒に来るって連絡あったよ」

「ああ、襲撃とかち合ったか。しょうがないよな」

「でも、移動している最中に襲われなかったのは幸いです」


 秋穂さんの言うとおりだと隼雄さんが同意する。各務先生も純粋な人間であるので、魔物と戦うことなど到底できない。

 もし、御影邸の近くにいるときに襲撃があっていれば、巻き込まれた恐れがあった。


「くそっ、どうしてまたこんな……」


 辰馬さんはソファに深々と腰を沈め、頭を抱えている。


「礼司が死んでから何も進んでいないというのに、これ以上問題が増えては処理が追いつかん!」


 苛立ちの余り叫ぶ辰馬さんに、俺は心の中で付け足した。

 すみません、実はまだ裏切り者の問題を抱えています。


「魔物が攻めてくるだけでも異常だというのに、本家の中で殺人などとは! いつ、起きたんだ? やはりあの騒ぎに乗じて?」

「騒ぎに乗じてっていうのは?」

「我々が魔物の襲撃に騒然としている隙に、何者かが外から忍び込んだのだ。そして、存在を察知される前に消えた。そうに違いない」


 魔物の襲撃が対立派の意図によることを前提として、騒ぎを囮にして何者かが犯行に及んだと主張するのだろう。

 それは確かに尤もらしく聞こえる説ではある。


「それはちょっと変だよね」

「変だと?」


 だが、隼雄さんは指をぴんと立てて反論する。


「魔物の襲撃が何者かが仕組んだことってのは多分間違いないと思う。でも、そんな大それたことを計画して、実際にやったのは信彦さん殺しだけっておかしくない? それも本館(ここ)じゃなくて外れにある訓練場でだよ?」

「最初からそういう計画だったとしたら?」

「刺客は初めから信彦さんを殺すつもりであそこへ行ったと? ちょっと信じられないな。もし、狙うとしたら――」


 隼雄さんの視線が寧を射抜く。


「次期当主しかないよ。この大騒動はそれだけの価値がある」


 寧は力強く首を縦に振った。俺も賛同の意を示す。

 もし、あのとき何者かが屋敷に侵入していれば、寧の命は無かったかもしれない。実際には寧は異界の開門を探知して屋敷から抜け出していたのだが。


「だったら、何故信彦は殺されたんだ? お前はどう考える?」

「信彦さんがどうして殺されたのかはわからないけどさー……何か腑に落ちないんだよね」


 隼雄さんは何かおかしいと考え始め、辰馬さんは考えに没頭する様子に口出ししないことを決めたらしい。

 部屋が静まり返る中、俺は隠し持つ情報を基に仮説を組み立てていく。

 俺は知っている。この屋敷に集まった人の中に裏切り者が紛れ込んでいることを。

 その人物は対立派と繋がっていて、対立派は今回の襲撃を仕組んだ。


 それならば――襲撃と同時に起きた殺人事件は、その裏切り者の手によって引き起こされたのではないか?


 だが、殺人者の目的には疑問が残る。何故、信彦さんを殺す必要があったのか。何故、信彦さんは訓練場へ行ったのか。今回の襲撃は本当に囮のためだけに仕組まれたのか。隼雄さんの言うように引っかかる点が多い。


「あっ……凪砂さんがお着きになりました」


 門に配置しているメイド人形から情報を受け取った五月さんが報告する。


「じゃあ、由貴くん、よろしく」


 隼雄さんは俺の顔を見てそう言う。


「……よろしくって何がだ?」

「そりゃ凪砂ちゃんの相手をするのは由貴くんの仕事でしょ。いろいろと相性(・・)が良いんだから」

「俺にしてみれば相性悪いんだが」

「適材適所だよ。君なら彼女をうまく扱える。ただ、そのために君の精神を生贄にするだけだよ」


 それは相性が良いとも適材適所とも言わない。俺はそう反論したかったが、隼雄さんはさっさと今から五月さんと一緒に出て行ってしまった。一応出迎えには着いてきてくれるようだ。


「……私も行った方がいいかしら」

「寧は休んでいなさい。一応怪我人なんだから」


 寧は立場を気にして同行しようとしたが、章さんが諭すと大人しく従った。

 寧は居間から出て行こうとする俺を見て複雑そうに表情を歪める。寧は凪砂さんが苦手だ。嫌悪しているのではないが、性格が合わないのであまり話さない。それも当主になれば必然的に変わるだろう。凪砂さんも御影家と縁の深い人であるのだから。


 表に出るとそこには異様な光景が存在した。一般人が見れば何事かと思う光景だが、俺たちからすればある種日常的な光景だ。

 十人以上の制服警官が門の前で整列し、直立不動の状態から敬礼している。彼らの視線の先にいるのは一人の女性だ。

 その女性について何か特徴を挙げるなら二つある。

 一つ目はバイクスーツを着用していること。制服警官の中に一つだけ混じる黒はあからさまに目立つ。

 二つ目は彼女が(またが)っている“それ”だ。彼女はバイクスーツを着ているが、その下にあるのはバイクなどではない。

 全長は六メートル近くあるだろうその体躯は、地鳴りを起こさないようにゆったりとした歩みでやって来る。尻尾はアスファルトの上を引き摺らないように立てていながら、左右に振っている。大きな目玉をくりくりと動かし、喉をぐるぐると鳴らしているのは物々しい雰囲気を警戒している表われだ。

 その乗り物――赤い鱗の竜は俺が戦った個体より一回り大きく、威圧感も比べものにならない。俺や寧が竜相手に物怖じすることなく戦えたのは、既にこの竜と過去に対面していた経験があったからだ。


 バイクスーツの女性は竜から飛び降りると、その喉を愛おしそうに撫でる。竜は機嫌良さそうに目を閉じて、甘えた声を上げた。

 女性は警官たちの出迎えを受けながら、しっかりとした足取りで俺たちの下へ――俺の眼前へとやって来た。


「こうしてまた相見えることができて嬉しいよ」

「……お久しぶりです、凪砂さん。相変わらずのようで何よりです」


 バイクスーツの女性――香住(かすみ)凪砂さんは苦笑した。


「私のことは“凪砂”でいいと言ったろう?」

「いえ、そういうわけには……」

「まったく、君はいつまで経っても他人行儀だな」


 凪砂さんはやれやれと首を振る。


「話は聴いたよ。大活躍だったらしいね。私も駆けつけられたらよかったけど……他にすることがあったのでね」

「気にしなくていいですよ。あなたにそこまでして貰わなくても……」

「何を言ってるんだ」


 凪砂さんは茶目っ気たっぷりにウインクしてみせる。


将来の夫(・・・・)のために戦場に馳せ参じるのは妻として当然の役目だろう?」

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