表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

勇者の憂鬱

3人の男女

作者: Dec18

マサ

「本当に申し訳ない。」

マサは必死で土下座している。


ユミ

「許さない。」

ユミは腕を組んでそっぽむいている。


ユウ

「謝ってるんだし、許してあげなよ。」

ユウはユミを宥めようとしている。


ユミ

「貴方は黙ってて。ねぇ、どうしてこんな事するの?」


マサ

「それは…。間が差したというか…。」


ユミ

「間が差したぁ?あんたね、これで3回目よ。浮気する度に間がさした、間がさしたって。いい加減にしてよ。」


マサ

「本当、ごめんなさい。」


ユウ

「…言いにくいけどさ、これは君にも問題があると思うよ。」


ユミ

「はぁ?私の何処に問題があるのよ!」


マサ

「お、おいユウ…。」


ユウ

「いいから。…話、何回も聞かせてもらった。この頃、ご無沙汰なんだって。愛想尽かされたんじゃないかって…何回も相談してもらった。」


ユミ

「なっ…!」

ユミはマサを睨んでいる。


マサ

「に、睨むなよ…。」


ユウ

「愛されてないんじゃないかって、ずっと寂しそうだった。そういう時に、自分を見てくれる人が現れたら…そっちに走るのも仕方ないよ。」


マサ

「…。」


ユミ

「…何よ、それ。私が悪いっていうの!?」


ユウ

「全部マサが悪いわけじゃないって話。」


ユミ

「何よそれ…さっきから黙って聞いてれば…。


人の男とっといて何様のつもりよ!!」

ユミはユウの胸倉に掴みかかった。


マサ

「わー、待て待て!落ち着けってー!」


ユウ

「と、とられる方が悪いーっ!」


ユミ

「何んですってぇ〜!」


ーー修羅場。

『完』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ