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脱毛クリーム「クラスのマドンナ編」

作者: 漬けマグロ

俺は〇〇、どこにでもいる隠キャだ。

突然だが、ひょんなことから修学旅行で女子部屋に入ってしまっていたら、女子の足音が聞こえてきて、焦った俺は急いで押し入れに潜った。

しばらくすると、女子たちは恋バナをしだし、「ねえねえ、クラスで気になる人いる?」「△△君とか運動もできて、顔もかっこいいよね。」

すると、自分の話題が上がってきて、こそこそコソコソ聞こえてきた。耳をそばだてると、「あー、わかる。私的には〇〇くんも顔整ってると思うよ。」「でもさー、あの剛毛は生理的に受け入れないよね。」「そうなんだよねー。」

ガーン∑(゜Д゜)

漫画とかなら、ここで兄ちゃんとか親友が解決してくれるんだけど、隠キャの俺は友達もいなく、一人寂しく

帰っている。そんなおれの唯一の楽しみは、その辺の捨て猫や野良猫に餌をあげること。

今日もいつものように餌をやっていると後ろからクラスのマドンナのゆかりちゃんがやって来て、

「あ、この猫世話してくれてたの、あなただったの?!」

「なななな何で?!ゆかりさんみたいなマドンナが僕みたいな隠キャなんかに話しかけちゃいけませんよ。」

「いいから、いいから。私の家に来て、お礼したい!」

ゆかりさんの家の玄関まで来て、靴を脱ぐと、ゆかりさんに見られ、

「うわー、あなたすごい剛毛ねーちょっと待ってて、おにいちゃーん」

「おー、なんだゆかりー新しい彼氏か?」

「もうーそんなんじゃ無いってば。それより、お兄ちゃんが使ってる脱毛クリーム、教えてあげて」

「おー、良いぞ、ちょっと来て」脱衣所でそのクリームを使ってみると、

「うわー僕、敏感肌でー肌弱いのに、全く荒れないんですね」

「そうさー、それはフルーツの成分を十分に使っていて、乾燥肌にも優しい脱毛クリームなんだ。本来なら、アマゾンで9980円、一万円近くしちゃうけど今なら500円。これを逃したら、チャンスはもう無いよ。」








次回、第二弾やります

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