多分僕は君が嫌いだ
一人きりの教室で
僕はたぶん君が嫌いだ
君はいつも笑っている
君は優しく笑っている
君はいつも優しいね
君はいつも笑顔だね
その笑顔で話しかけるんだ
その声でこっちに入って来るんだ
僕の心に入ってこないで
僕の大切にならないで
君がいると苦しいんだ
君がいると周りが騒がしいんだ
君のその声も
君のその顔も
全部怖いんだ
自分が変わってしまいそうで
自分が死んでしまいそうで
君が心に入るたびに
君が僕を捕まえるたびに
君が耳元で話すたびに
君じゃない君が話すたびに
ありがとうございました