「あの曲に会いたい」シリーズ(その7) ー 愛と風のように/白い冬
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
愛と風のように/白い冬
「愛と風のように」は、1972年にリリースされた、日本のフォークデュオ「バズ」のデビュー曲です。
そして「白い冬」は、1974年にリリースされた、日本のフォークデュオ「ふきのとう」のデビュー曲です。
今回はこの2曲です。
なぜ、この2曲なのでしょう……???
ヽ(`Д´)ノ もったいぶってないで、はよ進行させいっ!
あ……ス、スンマセン。(ってか、誰?)
えっと、この2曲にはある共通点があるのです。
ヽ(`Д´)ノ 2曲とも日本のフォークデュオのデビュー曲って、自分で言っとるがな!
そ、そうですね。でもそこじゃないんです。
ヽ(`Д´)ノ だから、もったいぶってないで、はよ進行させいっ!
は、はい。
2曲ともアコギベースの曲なのですが、アコギのダウン・ストロークのリズムの取り方が同じなのです。
ヽ(`Д´)ノ は? 何を言っとるんじゃ、そういった曲はごまんとあるだろが!
(いちいち怖わいなぁ〜、ってか、ホント誰?)
そうですけど、その弾き方は、この時代にメッチャ流行った特徴的な弾き方のことなんです。
ズンズンチャカチャカ、ズンズンチャカチャカ、って感じです。
(文字で表現すると何だかなぁ……)
「ズンズン」のダウン・ストロークで右手を弦に打ちつけてミュートをかけ、パーカッションのような効果を出したり、低音弦のハンマリング・オンがカッコいい、独特な奏法なのです。
何と言うか……曲に独特の“重み”を響かせる弾き方のような気がします。
一説には、アメリカのミュージシャン、ニール・ヤングが広めたと言われていたような……。
とにかく、当時はたくさんのギター弾きが演ってましたね、この弾き方。
んで、2曲とも大好きな曲で、個別に取り上げようと思っていたのですが、いろいろと共通点があることに気づいて、今回は2曲一緒にしたというわけです。
ん?
(-_-)zzz
(っ! 寝てんのかい!!)
「愛と風のように」は某自動車のCMで使われて、一気に広まりました。
とっても開放感のある歌詞とメロディーで、今どきと違い、将来の不安がそれほどなかった当時の時代の空気をよく反映していた曲だと思います。
「白い冬」はマイナー調の曲で、愛していた人と別れた“ある人”(性別はハッキリと語られていませんが、きっと男……)が、季節が冬に移り変わり、その傷心を「白い冬」の悲しさに重ね合わせます。
「ふきのとう」は北海道出身のフォークデュオなので、「白い冬」はきっと北海道の雪深い冬のことなのでしょうねぇ。
そして、「もうあなたのことは忘れた!」と過去を吹っ切ろうとする様が、ちょっと痛々しかったりします。
今振り返って聴くと、2曲とも日本のフォークソングが、ニューミュージックというジャンルに受け継がれていく“過渡期”に生まれた曲だったんだぁ〜という感があり、日本の音楽シーンが変わりつつある空気感が蘇ってくるようです。
ん?
(_ _)zzz
(爆睡かい!……ってか、もう来ないでね)
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「愛と風のように バズ」「白い冬 ふきのとう」)




