「あの曲に会いたい」シリーズ(その37) ー 花とみつばち
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
花とみつばち
1974年にリリースされた、
郷ひろみ さんの曲です。
作詞は 岩谷時子 さん、
作曲は 筒美京平 さん。
ロックンロールです!\(^o^)/
大好きな曲です!!
もう、ど頭から、
アメリカのロックバンド
The Doors の
《Hello, I Love You》しちゃってます!!!
王道ロックンロールの
5度和音のギターリフがご機嫌です。
聴いていると、ウキウキしてきます。
サウンドはロックンロール。
ところどころに R&B や Doo-wop の香り。
そこに、郷ひろみさんの中性的な声。
いろんな要素の音が、てんこ盛りです。
「おもちゃ箱のような音」
そんなふうに感じます。
岩谷時子さんの歌詞は、
ちょっとセクシュアルな匂いもあるのですが、
この“おもちゃ箱サウンド” (こんな言葉、きっと、いや絶対に無いっすね。(^o^;)
と、筒美京平さんのお洒落で陽気なメロディが、
それをすっかり上書きして、
「ただの無邪気な戯れ」
のように聴かせている気がするのです。
(この歌詞、メロディによっては
かなりエロく聴こえる気が……)
当時アイドルだった郷ひろみさんのイメージを、
ギリギリセーフのラインで保っている。
そんな感じがします。
そして私、
それが当時の歌謡曲の
偉大な試みだったんじゃないか、
なんて思ってしまうのであります。
アイドルの成長に合わせて、
しかも飽きさせないために、
ちょっとエロい要素を入れて変化をつける。
でも、イメージは壊さない。
曲作りに関わった人たちは、
アーティストであると同時に、
ビジネスライクな一流の職人集団。
そんな気がするんですよね。
そんなことに思いを馳せながら、
昔の歌謡曲を聴いて、
「なるほどなぁ」
と勝手に感心したり、
「あ〜、ここは、あの曲のアソコだ!」
なんて思ったり。
そんなふうに、
楽しんでいるのであります。
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「花とみつばち 郷ひろみ」)




