「あの曲に会いたい」シリーズ(その3) ー 真夏の出来事
「あの曲に会いたい」シリーズ始めました。
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
真夏の出来事
日本の女性歌手、平山みきさんが1971年にリリースした曲です。
作詞は橋本淳さん、作曲は筒美京平さん。
初めて聴いた時に、「うわっ、なんてユニークでチャーミングな声なんだ!」と、平山みきさんの声にシュワ~っと惹き寄せられてしまいました。(擬音、合っているのかしら?)
鼻にかかって、少しハスキーで、すぐに「平山みきさん」だと分かる。
一度聴いたら、ずっと記憶に残る声のような気がします。
それと、あの“フラット”で“アッサリ”な歌い方。(この言い方も合っているのかしら??)
この“フラット”で“アッサリ”な歌い方は、以来、私の好みのボーカル・スタイルの一つになりました。
(全然関係ないのですが、リンドバーグの渡瀬マキさんの“真っ直ぐな”ボーカルも大好きなのであります!)
そして、歌詞が「彼の車に乗って...」という、いきなり“行動の描写”から始まっていて、斬新だなぁ~と思っていました。
「真夏の出来事」の始まり始まりぃ〜って感じなのでしょうか。
聴いていると身体を揺らされる軽快な曲ですが、別れの曲なんですよね~。
あと、ずっと16ビートを刻むハイハットも印象に残りましたねぇ。
(当時、16ビートを刻む歌謡曲って珍しかったのではないでしょうか?)
もちろん、天才・筒美京平さんのオシャレなメロディーも最高です!
あ、そうだ。ユーミンの「ルージュの伝言」を初めて聴いた時、なぜかこの曲を思い出したんですよね~。
何でだろ、似てる…かなぁ???
夏の夜にお酒を飲みながら、ふと口ずさんだりしちゃいます。
あと、平山みきさん、お綺麗な方なんですよねぇ~。
てへっ(ꈍᵕꈍ)♡
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「真夏の出来事 平山みき」)




