「あの曲に会いたい」シリーズ(その21) ー セクシィ
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
セクシィ
1976年に、日本のシンガーソングライター、下田逸郎さんがリリースした曲です。
作詞、作曲は下田逸郎さんご本人です。
いつ、どこで初めて聴いたのかは
よく覚えていません…(^^;)
が、たぶんラジオの深夜放送だったような気がします。
聴いた瞬間、好きになりました!
下田さんのアンニュイな声、優しいメロディ、ゆったりと揺れるワルツのリズム、そして“セクシィ”という言葉。
どれもが甘く絡まり合って、歌そのものが “大人の恋愛映画の1シーン” のように響き合うのです。
歌詞には、情景描写が一切ありません。
なのに、私の脳裏には、夜、ベッドの上で恋人同士が見つめ合い、言葉を囁き合う情景が浮かんできました。
この後、二人はどうなるんだろう……ドキドキ…そう思わせてスッと終わる。
(あ、”後”じゃなくて、ひょっとして、”この前はどうだったんだろう”が正解?…なんて、こんな妄想してるの…私だけ?? てへっ(ꈍᵕꈍ))
石川セリさんもこの曲を歌っていらっしゃいますね。
歌詞には語り手である"わたし"の性別が一切書かれていないので、
下田さんが歌うと “男が女に囁く歌” に聴こえ、
石川セリさんが歌うと “女が男に囁く歌” に聴こえます。
う~ん、うまい作りだあな、なんて関心したりして。
この歌詞の背景や真意が知りたくて調べてみましたが、情報はほとんど見つからず…。
謎のまま、余白のまま、聴き手に委ねられている歌なのかもしれませんねぇ。
ちなみに余談ですが、今どきの日本語表記は「セクシー」ですが、下田さんの曲は「セクシィ」。
Wikiでは「セクシィ」「セクスィー」は“表記揺れ”扱いされていて、ちょっと面白かったので触れてみました。
(曲に関係なくてすんませんです。m(_ _)m)
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「セクシィ 下田逸郎」「セクシー 石川セリ」)




