「あの曲に会いたい」シリーズ(その19) ー ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
1974年に、日本のバンド、チューリップがリリースした曲です。
作詞、作曲は、バンドの中心メンバー、財津和夫さんです。
数々の名曲を世に送り出してきた財津和夫さんの作品の中で、私が最も好きな曲であります。
財津和夫さんの「ビートルズ好き」はとても有名ですが、Wikiによると「和製ポール・マッカートニー」と称されているようです。
その称号に相応しい、とても愛らしくて素晴らしいメロディーだと思います。
そして姫野さんの声がメロディにとてもマッチしていて、曲を更に愛らしく響かせていると思います。
(当初、財津さんはご自身で歌いたかったようですが)
私は何故かこの曲に、ビートルズの《If I Fell》の雰囲気を感じてしまうのであります。ジョンの曲ですけどね。てへっ(ꈍᵕꈍ)
歌詞についても、素敵なラブソングだと思って聴いておりました。
が、歌詞をよ~く眺めているうちに、Emilyの表情や気持がちょっと気になったりしていました。
でも、その答えは曲の中には描かれていません。
きっとそれぞれの心の中で、Emilyは微笑んだり、首をかしげたり——
その余白こそ、恋の歌なのかもしれませんね。
実は...愛らしいラブソング、という一面以外に、私には歌詞の中にもう一つ別の一面が見えてしまったのです。
これは、類まれなるメロディ・メーカーである財津和夫さんがそっと仕掛けた 、ちょっとした“トリック”(ひょっとしたら実験)のようにも感じられて。
もしかしたら、財津さんは「メロディは歌詞を上書きする」を示そうとしたのではないか?と思ってしまうんですね。
(抽象的な言い方ですみません。m( _ _)m)
そして、それによって「ぼくがつくった愛のうた」というタイトルが 、じんわりと胸に染み込んできたのでした。
ただ、これはチョー私的解釈ですし、その詳細を書くには少し勇気がいりそうです。
もしかしたら、この感じ方は私だけかもしれません。
ですので今回、詳細はそっと私の胸の内にしまわせていただきます。
またいずれ、お話しさせて頂ければ、と思います。
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「ぼくがつくった愛のうた チューリップ」)




