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「あの曲に会いたい」シリーズ  作者: あみれん


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17/43

「あの曲に会いたい」シリーズ(その17) ー Oo You

ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。

どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――

「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。


このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。

1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。


え? 私の年齢? それはヒミツです。


シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')

でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――

当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。

(こじつけ感ツヨっ!)


投稿は不定期で~す。(;^ω^)

Oo You


ビートルズ解散後の1970年にリリースされた、ポール・マッカートニーの初のソロアルバム《McCartney》からの一曲です。


この曲に行く前に...

私、ポールのシャウト系のボーカルって大好きなんです!

Long Tall Sally, Drive My Car, Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band, I've got a feelingなどなど、挙げればキリがないですが...

そして、ポールって、曲によって声色を変えて演出が付けられるとても器用なボーカリストだと思っております。


例えば、2枚組アルバム「The Beatles」(通称、ホワイト・アルバム)の中の《Why Don't We Do It In The Road》と《I Will》を聴き比べると、同じ人のボーカルには聴こえないです。

特に《Why Don't We Do It In The Road》なんて「なぁ、道路でやっちまおうっぜ!誰も見ちゃいねぇよ」と、荒ぶる男を演じているように聴こえちゃうんですよね。


と、前置きが長くなりましたが...

このアルバムで全曲、全ての楽器をポールが演奏しています。

4トラックの機材を使って、殆んど自宅で録音したらしいです。


《Oo You》は、ギターのリフがカッコいいシンプルなロックで、当初はインストゥルメンタル曲。

そこへ後から歌詞が乗せられたらしく、ポールはゆる〜くシャウトしています。(笑)


私が知る限り、こんな“脱力した(?)シャウトのポール”は、この曲だけです。(他にもあるかも)


いつもなら、声色や表現を緻密に作り込む完璧主義のポールです。

しかし、この曲では「演じていない」んですね。

演技派のポールが演技をしていない、珍しい、いや、貴重なトラックではないでしょうか。

伸び伸びと一人で多重録音を楽しんでいる素のポールが目に浮かぶ様です。

まるで、自宅の片隅で「まあ、これでいいか!」と肩の力を抜きながら録音しているような、そんな空気さえ感じてしまいます。


(次のアルバム「Ram」では、一曲目の《Too Many People》から気合十分なポールに復活してますね!(^O^))


もっともアルバム全体が、ゆる〜い、温かい雰囲気を持っているので、きっと当時のポールの心境(ビートルズのゴタゴタから解放された安堵感とか?)が反映されているのかも、なんて思うのでした。


※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。

(検索ワード:「Paul McCartney Oo You」)

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