「あの曲に会いたい」シリーズ(その10) ー あしたがすき
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
あしたがすき
1976年〜1979年に放映された、テレビアニメ「キャンディ♡キャンディ」のエンディング・テーマです。
作詞は、原作(小説版)を担当された名木田恵子さん。
作曲は、「巨人の星」「魔法使いサリー」「天才バカボン」など、ジャンルを超えて数々の名曲を残した渡辺岳夫さん。
そして歌うのは、“アニソンの女王”として知られる堀江美都子さん。
数あるアニソンの中でも、この曲を名曲と高く評価されている方が大勢いらっしゃるようで、私も大好きな曲なのであります。
> あしたはどこから うまれてくるの
わたしはあしたが あしたがすき
歌詞の冒頭です。
これは主人公のキャンディの言葉ですよね?(合ってます?)
明日(未来)は希望であったり、不安であったりするのですが、キャンディはとにかく明日(未来)が“好き”なんですね〜。
なんでしょう、好奇心? 何が起きるか分からないことに対するワクワク感?
この曲を聴いた時に、あ〜、自分もこんな風に思えられたら、もっと人生楽しいんだろうな〜、なんて考えてましたね。
> キラキラひかる かぜのむこうで
あのひとが わたしを わたしをよんでいる
サビの歌詞です。
これもキャンディが見ている未来を暗示しているのでしょうか?
素敵な未来がキャンディを呼んでいる、ということでしょうか。
あ〜、だとしたら私もずっとキャンディのような気持ちでいたいっす!
メロディも優しくて、とても美しくて、この素敵な歌詞にビタッとマッチしていますね。(^^)♪
堀江美都子さんの清らかで、そしてサビでは力強く響く歌声も、この曲の大きな魅力のひとつですね。
また、イントロのギター(たぶん12弦?)の音色がいいんですねぇ〜。
当時の私は少女漫画や少女アニメとは縁がなかったのです。
が、妹が「キャンディ♡キャンディ」のアニメが大好きで、いつの間にか私も一緒になって観るようになっていました。
漫画は読んでいませんが、アニメにはハマってよく一人でも観ておりましたぁ。
随分長い期間このアニメを観ていた割には、このエンディングテーマは、あまり意識していませんでした。
が、ある日突然、
「なんて素晴らしい曲なのだ!」と、何かの啓示のように気付いたのであります。
「そろそろお前もキャンディのように、未来を少しは前向きに考えたらどうなんだ?」
——そんな神様の声が聴こえたような、聴こえなかったような……。
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「あしたがすき キャンディ」)




