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エピソード 52

そして、翌朝。

毎朝おこなわれるソーセージ争奪戦も終わり、ひとりの悪魔と三人の天使による引きこもり女子高校生への奉仕合戦が始まったところで呼び鈴が鳴る。

その瞬間、悪魔と天使が一斉に顔を顰める。

もちろんその気配からどのような者がここにやってきたのか察知したのだ。


そして、その外れようもない推測は現実のものとなる。


「何しに来た?」

「というか、君が呼び寄せたのだろうが。ルシファー」

「なるほど。では、こいつは厳罰に処さねばならない」

「異議なし」

「では、今後三日間ルシファーは食事なし。そして、蛸部屋確定」

「ふ、ふざけるな。誰が呼ぶか」


来訪者を前にして訳のわからない口論を繰り広げ、それが終わったところで、天使たちに食事抜きを宣告された悪魔がその来訪者を眺める。


「いったいここに何しに来た?」


「智の悪魔。アマイモン」



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