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天使と悪魔のミルフィーユ  作者: 田丸 彬禰


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48/52

エピソード 48

そこから、少しだけ進みいよいよ注目の時がやってくる。

言うまでもないことだが、当たりはひとつ。

つまり、そのひとりの名前を言えば、それは終わるわけなのだが、そうならないのがこの四人、というか、五人ということになる。


「……最下位から順に呼ぶことにしよう」


ミカエルの提案にふたりの男とひとりの女性が賛成するものの、ひとりだけそれに異義を唱える。


「結局上に寝られるのはひとりだけなのだから、その者の名を呼べばいいだろう。時間の無駄だ」


男の言葉は正しい。

だが、当然のようにその男は残り三人に袋叩きにされる。


「だから、君はつまらぬ男なのだよ。ルシファー」

「まったくだ。しかも、これは薫子も賛成していること。つまり、貴様は薫子に反旗を翻した。これで、貴様の蛸部屋行きは決まりだ」

「そして、ガブリエルと仲良く一晩を過ごすわけだ。そして、上で寝る僕の邪魔にならぬよう一晩反省しながら寝てくれたまえ。まあ、ガブリエルの咆哮で寝られないと思うけど」

「ふざけるな。貴様こそ蛸部屋だ。ウリエル」


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