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天使と悪魔のミルフィーユ  作者: 田丸 彬禰


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45/52

エピソード 45

「ガブリエル。これはステーキ用に肉だ。オムライスには使わない」

「何を言う。これを入れたオムライスをつくればいいだろう。食いたくなければ貴様のオムライスに入れなければいいだけだろう」

「不合格」

「殺す」


「ウリエル。これは何かな」

「ミカエル。君はこれ何かわからないのかい。では、無知な君に知的な僕が特別に無料で教えてあげるよ。これはオムライスという食べ物だ」

「それは見ればわかるよ。僕が聞いているのはなぜ出来上がったオムライスを持ってきたのかということだ」

「これを買えば君はオムライスをつくる必要がないだろう。そうすれば、君は自動的に失業。イコール、蛸部屋行きだ。すばらしいアイデアだろう」

「当然失格」


「ルシファー。これは?」

「鶏肉。タマネギ。ピーマン。ケチャップ。胡椒。スープの素。バター。牛乳。片栗粉。サラダ油。ミニトマト。サラダ菜。パセリ。ネットを漁って調べた」

「オチもないし、笑いもない。君の面白味のない性格がよく出ている。非常につまらない。失格」


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