表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/52

エピソード 36

「よし。やはり、正義は勝つ」

「何が正義だ」

「悪魔に正義あるなど私は絶対に認めん。しかも、よりによってウリエルにも後れを取るなど。これは悪夢だ」


その言葉だけで結果はわかるだろう。


一番、ルシファー。

二番、ウリエル。

そして、三番がガブリエル。


「納得できん」

「そうは言ってもこれはクジ。誰も小細工していないよ。ガブリエル」

「そのとおり。お前たち天使はこれまで何度も自分たちが当たりくじを引きまでやりなおしをさせてきたが、遂に天罰が下ったのだ」


「クジも選挙を決まったものは、気に入らなくても受け入れるもの。よく覚えておけ」


勝ち誇るようにルシファーが宣うが、実際彼が手にしたものは薫子にアピールする順番であって、それ以上のなにものでもない。

つまり、三番クジのガブリエルにも逆転のチャンスはいくらでもあるはずである。

形式上は。


そして、始まるそのプレゼン。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ