表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/52

エピソード 31

そして、朝食。

もちろん当然のようにそのイベントは起こる。


「員数外のルシファーの分はないけど……」


「食べるのは三人でウィンナーは二本だけ」


「当然ミカエルはなし」

「異議なし」

「そして、ウリエルもゼロですべて私が食べる」


ガブリエルの宣言には当然残りふたりが猛反発する。


「そもそも料理をつくっているのは僕だよ。僕は食べる権利があるはずだよ」

「ミカエル。貴様はつまみ食いをしているのだ。なくて当たり前だ。ルシファーと一緒に白飯に塩を振って食っていろ」

「それは僕も賛成だよ。だけど、なぜそこに僕が巻き込まれているのかがわからない。ここは平和的に一本ずつ食べようではないか。僕は卑しい君とちがって心が広い。昨晩おこなった君の恥ずかしい行動は忘れてあげるよ」


その瞬間、非常にすばらしい打撃音が響く。


「これで昨晩のことは忘れ、昨日の朝のことだけしか記憶はないだろう」


「わかったら、すぐに……貴様ら」


何が起こったのかはお察しのとおり。


ということで、今日の結果。

薫子、五本。

ミカエルとウリエル、各一本。

ガブリエル、ルシファー、ゼロ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ