チュートリアル(短い)
この小説はネタ小説です。
ストーリーなぞあってないようなものです。
この小説を読まれた方はデッ〇ライ〇ング2をプレイすることを強く推奨いたします。
『よっしゃ!耳かっぽじってよお聞きやっ!』
チュートリアル開始だー。 わーい(棒)
『取り敢えず、この世界はアンタが好きそーなゲームと似たような世界や。モンスターがいて、山賊もいて、冒険者もおる。魔王はいるんかは知らんけどな。 あとHPとMPとステータスもあるで。HPがなくなると死ぬ。MPも恐らく使い過ぎるとヤバいんちゃうかな?まあそこは実際に試してもらうしかないわな!
あとこの世界に成仏って概念がないから死んだらオバケやな、消滅するまで彷徨ってもらうしかないわけやな。ただ復活する手段はあるんやで?ここでは言われへんけど。あと勿論腹も減るし、喉も渇くし、病気にもなるで。ちゃんとよく食べてよく寝ないと死ぬで? あとはー、そや。この世界の通貨はギールドっていうんやけど、ウチら案内役は直接金銭を渡したりすのはちょっとマズくてやな。だから所持金ゼロでスタートやけどドンマイやで。なんならそのけったいなミキサーでも売ったったらええねん!まあオッサン以外にはガラクタにしかならへんやろーけど。 よし!もうないな? 質問もないな?あっても受け付けへんぞ。 名残惜しいがこれが今生の別れやで。達者でなサバ缶君。 ほなっ』
まるで嵐のようなセリフを浴びせかけられたと思ったら、俺はいきなりワープさせられた。
いやこれチュートリアルになってねーだろ!
…どうやら、まだ森の中らしい。さっきよりは幾分か明るいが。
イヤー、どうするよ?こちとら50年近く生きてきてサバイバルのサの字もやってねえぞ?
そうだ!とりま定番のステータス・オープン!
そう心の中で叫ぶと目の前に白縁の黒板が出現した。
サバ缶
しょくぎょう:むしょく
HP: 7/7
MP: 4/4
そこぢから:3
じょうぶさ:2
みのこなし:5
かっこよさ:1
詰んでね?数字だけだけど何となく…
というか俺のステータスって弱くね?