139日目(日本)
おぉ!!
【魔石生成:Lv0 New】
朝から新スキルを習得する。
これは!!
すごいヤツじゃないのか?
魔石が作れるってことだよな……
早速発動させようとする。
……ダメだ。
うまく発動できない。
【錬金術師】のカテゴリに入っているから、MP消費によって魔石を作ることができるかと思ったが、どうやらそうでもないらしい。
素材だ。
魔物の素材が必要なことが感覚的にわかる。
【魔導解体】によって解体された魔物の素材を【空間魔法】によって把握する。
これまで少しずつ川へ流していた魔物の血液。
それから【魔導粉砕】で粉々にした魔物の骨。
これだな。
どうやらこの2つが必要だと思う。
やってみよう。
僕は廃工場の錆びた一斗缶に、魔物の骨の粉末と、魔物の血液を入れる。
【魔石生成】!!
おぉ……
一斗缶の中身が、淡い光を放つ。
………………
ん?
一斗缶の中身は、ひたすら淡い光を放ち続ける。
あれ?
すぐにはできないのか。
とりあえず、これまでの【錬金術】と同じでMP消費だな。
このまま放置すれば、おそらくは魔石になるだろう。
そうなると、今まで捨てていた魔物の血液と、骨の粉末がもったいないな。
◇
これで全部か。
【魔導解体】を習得したことで、廃工場での作業が格段にはかどるようになった。
あとは、いくつも一斗缶が並んでいるが、これら全てに【魔石生成】を使っている。
魔物の素材に、光を放つ数々の一斗缶。
異様な光景だ。
こんなところに人が来たらかなりまずい。
【空間魔法】の【パーセプション】を常に使っているので、人が来ればわかることだが、気を抜くことはできない。
そして、上位の【補助魔法】についても次々にカンストしている。
【補助魔法】のスキルレベルが200になり、急激に上がりにくくなったが、日本でのスキル上げも順調だ。
おぉ!
できたな。
最初の頃に【魔石生成】を発動させた一斗缶から光が消える。
拳より一回りくらい小さい魔石ができている。
だいたい、5時間くらいかかっただろうか。
魔物からドロップする魔石のおよそ半分くらいだろう。
魔物を倒したあと、売れる素材以外のすべてを活かして、ドロップする半分の魔石を追加で取得できるというくらいだな。
結構いいんじゃないだろうか。
ぉ?
次の一斗缶がもうできている。
魔石の大きさは同じくらいだ。
おそらくだが、【魔石生成】のスキルレベルは時間だけだな。
スキルレベルが上がっても、取得できる魔石の質や大きさは変わらない。
そして、生成にかかる時間だけが短縮できるって感じだろうか。
若干の消費MPも減っているのかもしれないが、日本だとよくわからないな。
狭間圏
【錬金術師:Lv39】
HP:357/384【錬金術師】:-27
MP:1229/1111(↑+13)【錬金術師】:+118
SP:473/500【錬金術師】:-27
力:64【錬金術師】:-19
耐久:123【錬金術師】:-19
俊敏:77【錬金術師】:-19
技:57【錬金術師】:-19
器用:109(↑+2)【錬金術師】:+98
魔力:87
神聖:150
魔力操作:183(↑+2)【錬金術師】:+49
【炎魔法】Lv44+1
【ウォッシュ】Lv5+1
【風魔法】Lv94+1
【エアブレード】Lv72+1
【補助魔法】Lv201+1
【ハイパワーストライク】Lv57+14
【ハイアジリティエイド】Lv94+10
【ハイヒットストライク】Lv56+14
【ハイマジックアシスト】Lv56+14
【ハイホーリーエイド】Lv56+14
【ハイコントロールエイド】Lv56+14
【空間魔法】Lv91+1
【パーセプション】Lv102+1
【遠方認知】Lv49+1
【魔力庫】Lv126+2
【転移】Lv33+2
【錬金術】Lv18+2
【魔導命令】Lv9+3
【魔導粉砕】Lv12+3
【魔導解体】Lv6+3
【魔石生成】Lv3New +3
【マルチタスク】Lv137+1
【自己強化】Lv28+1
【不屈】Lv24+1
【鉄壁】Lv32+1
【ストレージ】Lv89+1




