138日目(異世界)
昨日と比べ、かなりの距離を進んでいる。
この辺りでいいか。
一度立ち止まり、【空間魔法】の【パーセプション】を使う。
結構な数がいるな……
昨日と同様に、大型の魔物が数体いる。
もし魔物の数が少なければ、避けて通るなり、【フレアバースト】で倒して進むなりできる。
しかし、数が多い場合は大木の上に登る。
今回もまた大木の上に行く必要がある。
そして、大木の上でももう一度【パーセプション】を使う。
それほど数がいないようであれば、フル補助【魔影装】で突破する。
しかし、今回はそれもできない。
すごい数の猿型の魔物がいる。
まぁ突破できないことも無いんだけど、時間がかかりすぎる。
しかし、今の僕には【転移】の魔石がある。
【遠方認知】で魔物の少なそうなところを探し、そこに【転移】してしまえばいい。
【転移】の魔石は8個もある。
魔物の群れを8回もスルーできるのは大きいな。
◇
あれ?
おかしいな……?
マヤシィナの森をどんどん進んできたわけだが、魔物の数が減ってきている。
これまでは、進めば進むほど魔物の数が増えてきたのに、徐々に減っているのだ。
今も前方にエルダーライノが一体いるだけだ。
不意打ちで仕留めてしまおう。
【フレアバースト】!!
ボゴォォォーーン!!
本日の【フレアバースト】も絶好調である。
【ハイパワーエイド】(力強化)と【ハイヒットストライク】(技強化)のスキルレベルが絶賛上昇中だからな。
さらに今日、日本では【ハイプロテクト】と【ハイアジリティエイド】のスキルレベルが100になり、カンストした。
【フレアバースト】の威力も上がっている中で、若干自分へのダメージが減ったかな?
僕はエルダーライノを仕留めたあと、魔石で右腕の回復をしつつ再び【パーセプション】を使う。
やっぱり魔物が少ない。
これはもしかして……
◇
僕は少し開けた場所へきた。
野営の跡だ。
マヤシィナの騎士団の方々だろう。
彼らが通ったあとだから、魔物の数が少ないんだ。
ここは少し安全ということだろう。
僕は【魔力庫】からエルダーライノの肉を出す。
日本の廃工場で焼いたものだ。
若干だが温かい。
【魔力庫】のレベルが上がってきたことにより、焼いた肉の温かさが残っているんだ。
もっとレベルが上がれば、焼き立てを維持できるんだろうか。
レベルによって容量が増えるのもありがたいが、食料に関しては鮮度が維持できるのもありがたいな。
素材が腐敗するのも防げるし。
僕は【炎魔法】を使い、肉を焼き直す。
騎士団の野営はありがたい。
ここなら、少し休憩できる。
大木の上なんて、肉を焼くことはできないからな。
場合によっては、匂いで魔物がよってくる可能性もある。
◇
かなり進んだな。
また野営の跡だ。
騎士団が魔物を殲滅しながら進んでいることもあり、僕は今日それほど戦っていない。
移動ばかりだ。
結構近づいているんじゃないかと思う。
今日はここの野営地で眠ろう。
狭間圏
【魔闘家:Lv46】+2
HP:417/384【魔闘家】:+33
MP:316/1098【魔闘家】:+33
SP:479/500【魔闘家】:-21
力:64(↑+2)【魔闘家】:+14
耐久:123【魔闘家】:+14
俊敏:77(↑+2)【魔闘家】:+73
技:57(↑+2)【魔闘家】:+43
器用:107【魔闘家】:-21
魔力:87【魔闘家】:+14
神聖:150
魔力操作:181【魔闘家】:+53
【魔影装】Lv44+1
【魔影脚】Lv12+1
【魔影突】Lv4+2
【自己強化】Lv27+1
【不屈】Lv23+1
【鉄壁】Lv31+1
【マルチタスク】Lv136+1
【呪術】Lv31+1
【バイタルブレイク】Lv34+1
【パワーブレイク】Lv30+1
【アーマーブレイク】Lv31+1
【スロウ】Lv31+1
【ヒットブレイク】Lv25+1
【体術】Lv28+2
【短剣】Lv20+4
【フレアバースト】Lv16+1




