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beyond the season
春の匂いが 南から吹きつけて
瞼を閉じれば まるで飛んでいるように
何でもないことを楽しいと思うような
健やかな日々が過ぎ
青く遠く続く 夏の水平線
波間に光った輝きは眩しいね
知らない君の横顔に
ときめいて 恋が始まればいいな
愛しさと寂しさが
体いっぱい交錯して
どんな顔して想えばいいの?
部屋に響いた 時計の針の音
心まっさらに そして
抱きしめてくれれば...それでいい
秋の色がこの素肌を横切る
透きとおる空を美しく思うのは
いつだって君と重ね合わせているから
誘惑に負けてしまいそう
押し寄せる儚い冬を凌ぎながら
明日が必ずやってくる 無常な日々
少しずつ心が頷いているよ
きっと 希望の太陽をみた
愛しさと寂しさが
体いっぱい交錯して
どんな顔して笑えばいいの?
心は空っぽで お腹空かせるよ
優しすぎても 涙落ちるだけ
抱きしめてほしいよ