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ラストダンジョンの隠しボスが日本観光をするようです  作者: 幽人
第2章 異世界山麓 山梨県富士河口湖町・鳴沢村
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異世界最強の魔女、温泉旅館にはしゃぐ

 僕と(みつる)さんの、初めての二人旅の話ですか?

 いいですよ! ばっちり覚えています! 楽しかったですから!

 それでは、どこからお話ししましょうか?


 やっぱり最初からですかね?

 はい――では。


 あれは、充さんが僕の〈古代図書館〉を訪れるようになって、しばらくして。

 日本では年が変わって、一月の半ばになった頃のことです。

 充さんの都合がついたということで、ついにその日がやってきたんです!


 あ、旅行の約束は一ヶ月以上前からしていたんですよ。

 でも、約束した当時は充さんがミトラ君からたくさん仕事を受けていまして。

 十二月いっぱいはずっとそちらにかかりっきりでしたから――待ちましたとも!


 はい、それで――松の内も過ぎて、お屠蘇気分も抜けてきた日本を舞台に!

 僕と充さんの二人で連れ立って、二泊三日の旅行に出発したんです!


 え? もちろん、僕の魔法で目的地に直通なんて風情のないことはしませんよ。

 充さんのお住まいから、充さんの運転する車で、一路、目的地へ!

 しっかり観光旅行というものを味わわせてもらいました!


 初めての旅行先は、山梨(やまなし)県の富士河口湖町(ふじかわぐちこまち)

 それから、お隣の鳴沢村(なるさわむら)でしたが――。


 ふふ――あ、いきなり笑いだしたりしてごめんなさい。

 あの旅行は、初日の夜から、本当に楽しい思い出がいっぱいで。

 そう、僕たちの記念すべき第一回山梨旅行は。


 今でも僕たちのあいだで笑い話になっている――。

 あの「混浴事件」から始まったんです。



 * * *



 僕たちが宿泊予定の旅館に到着したのは夜遅く、二十三時頃でした。


 夕方に充さんの部屋を出発した僕たちは、高速道路を車で五時間。

 二十二時頃に旅館のある、河口湖の畔までやってきて。

 それから一時間かけて湖のまわりをドライブして、旅館に到着したんです。


 道中の、車窓から見る日本の景色も素敵なものでした。

 等間隔に並んだ電灯が高速で流れていくさまや、星空みたいに燦めくビル群。

 〈人竜戦争〉(ラグナロク)前の、〈石の国〉の繁栄を想起させるものでした。


 途中で寄った食品雑貨店も、夜間にも関わらず、煌々と白く輝いていて。

 眩しい店内には、色とりどりの小箱が棚に所狭しと並んでいて。

 まるで図書館を飾りつけてパーティー会場にしたような賑やかさで。


 どれも〈水の国〉にはない光景で、目新しさに浮ついてしまったものですが。


 それでも、やっぱり! やっぱりです!

 なんといっても、到着した旅館の、あの部屋です!

 あの、土壁と、木の柱と、畳の匂いが漂う和室――あれが、最高でした!


 充さんには事前にお話ししていましたが――。

 はい、だって僕は日本が大好きですから!


 昔、得意の魔法で異世界の様子を眺めていたときに、日本を見つけて。

 あの建築物や、着物の美しさに惚れ込んで以来の筋金入りのファンです。


 だから日本語も勉強して、話せるようになりましたし。

 迷宮(ダンジョン)造りのアルバイト募集チラシも、日本の街角に貼ったくらいです。


 ですから――。

 そんな僕にとって、旅館の人に案内されて通された部屋は――もう!


「わあ……木の柱、緑の土壁、木彫りの欄間、床の間、違い棚……」


 一歩入って、目の前に広がる緑と茶色の調和した和室の光景は――もう!


「どうかな? 純和風っぽい部屋を選んでみたんだけど」


「すばらしいです! ありがとうございます!」


 それはもう、実物を目にして、触れられて――最高でしたね!

 即座に舞い上がっちゃいましたよ!

 僕の趣味に合わせて旅館を選んでくれた充さんに飛びつきたいくらいでした!


「障子……広縁……あっ、この木箱はなんでしょう……」


 もう、それからしばらくは夢中で部屋中を触ってまわりましたね。


 部屋の隅から隅まで歩いて、棚という棚を開けてみたり――。

 左の障子を開けて、それから今度は右の障子を開けてみたり――。

 積まれていた座布団をふかふかしてみたり――。


 充さんは、どうも僕の行動が僕の容姿に比べてずいぶん幼く見えたようで。

 小中学生の子供みたいにはしゃいでいるねって、笑っていましたね。


 ええ――事件は、そんな和やかな雰囲気の部屋で起きました。


「……よし、荷物も置いたし、そろそろ風呂に行こうかな」


 あれは、僕が部屋に置かれていた木製パズルを解き終えたときでした。

 充さんが、浴衣とタオルを手にお風呂へ行こうと言ったんです。


「あ、お風呂ですか! 僕も一緒に行きます!」


 充さんの話では、今回泊まる旅館のお風呂は天然温泉だそうでして。

 温泉に浴衣――前から憧れていたスタイルになれるぞって。

 僕も興奮気味に備えつけの浴衣を手に取ったんですけれど――。


 そこで、充さんが言ったんです。


「それじゃあ、待ち合わせ時間を決めておこうか。ミヤさんが長く風呂に入りたいなら、こっちもそれに併せるよ」


 そんな――爆弾発言を。


「……え? 待ち合わせ、ですか?」


「うん? 部屋の鍵が一つだけだから、どっちかが先に風呂から出ちゃったら廊下で待ちぼうけになるし、風呂の外で合流するのが楽かと思って……だけど?」


「お風呂の外?」


「男湯と女湯の暖簾が下がっているあたりが休憩スペースになっているから……」


「……男湯……女湯?」


「……うん?」


 最初のうちは充さんの言っていることがよくわかりませんでしたが。

 そこまできて、僕もようやく気付いたんです。

 自分が()()()()()()()()()()()()()()()()()()――って。


「あっ!? 日本のお風呂って、男女が一緒に入るものじゃないんですか!?」


「うぇっ!?」


「日本は銭湯と呼ばれる公衆浴場が整備されていて、そこでは男女の別なく一緒に湯に浸かる……と……」


「ちょっと待って、それかなり古い時代の話……」


 まあ――盲点でしたね。

 僕の日本知識は少々偏っているといいますか、所詮は伝聞だといいますか。

 実際に日本を訪れたら知識と現実が食い違うこともあると予想していましたが。


「えっ、あの、じゃあ、お風呂に入ろうと思ったら、僕は独りで女湯に……?」


「そりゃあ、まあ」


 まさか――そんなクリティカルなところで想定外が起きてしまうだなんて。


「そ、そんな……! む、無理です!」


「え……無理?」


「ぼ、僕だけでお風呂なんて……充さんがいないと、怖くて無理です!」


「へぇっ!?」


 充さんもかなり驚いていたようで、あのときは迷惑をかけてしまいましたが。

 僕も焦りで頭が真っ白になるくらいには、衝撃の事実だったんです。


「それは……困ったなあ……」


 こうして始まった一連の騒動が――通称「混浴事件」です。

 てっきり、お風呂も充さんとご一緒できると思っていた。

 僕のその思い込みが、この騒動を引き起こしたのでした。



 * * *



 それからは十畳一間の和室中央で二人、結構な時間、立ち尽くしました。


 僕も充さんも、お互いに、眼前に横たわる難問を解こうと意見を出して――。

 アレも駄目、コレも駄目、と進退窮まる様相でしたね。


「あの……僕も充さんと一緒に男湯に入るわけには……」


「それはさすがに無理だよ……確実に大騒ぎになるから」


 充さんは遠慮して多くを語りませんでしたが、言いたいことは伝わりました。


 この長い黒髪と、男性には見えない起伏のある身体で男湯へ入ったら――。

 タオルで身体を隠そうがなにをしようが、間違いなく騒ぎになる。

 僕の容姿に、男と思われる要素が欠片もない。


 そういうことだと、充さんの目が訴えていました。


「あ……あの……では、充さんが僕と一緒に女湯へ……」


「勘弁してください。いくらミヤさんの頼みでもそれは……」


 それから、言うまでもないことですが。

 充さんが僕と一緒に女湯へ入るという案も却下されました。


「僕が魔法で姿を消して、こっそり充さんと一緒に……」


「うーん……それは……『のぞき』みたいでちょっと倫理観的に……」


「では……いっそ僕が男湯に入っても問題なさそうな姿になりましょうか?」


「え……そんなことできるの……って、そりゃミヤさんならできるのか」


「これなら問題解決じゃないですか?」


「あー……それならいいのかなぁ? いや、でも、ほかの人の迷惑にはならなくても私の紳士心的に複雑だなぁ……」


 ちょっとした魔法による強引な解決策も考えはしました。

 でも、それはそれでどうも充さんに心情的な負担をかけてしまうようで。


 ――では、どうするか。


 たかがお風呂、されどお風呂。

 困るくらいなら一晩くらい風呂に入らなくてもいいじゃないか、なんて。

 そう思うかもしれませんが、それは、できるだけ避けたかったんです。


 だって、旅館に来るまでの道中で、充さんは言っていたんです。

 自分は温泉好きで、旅行先で温泉に浸かるのがいつも楽しみなんだって。

 山梨にも、温泉に入るためだけに来たことがあるくらいだって。


 そんな充さんの楽しみを、僕のわがままのせいで奪ってしまうなんて。

 申し訳なくて、とてもとても――。


 あ、それなら僕だけが部屋で留守番しておけばいいって思いました?

 それはそうなんですが――でも、それもやっぱり怖かったんです!

 初めて訪れた異国の土地で独りというのは、どうしても不安だったんです!


 そ、そんなに笑わないでください!

 風呂に独りで入れないなんて子供みたいだとか言わないでください!

 本当に怖かったんですから!


 だって――ほら、考えてもみてくださいよ!


 海外旅行先で、自分の国にはない文化に触れることになった。

 しかも裸で。

 頼りにしていたガイドは、そのときだけは同行できないという。


 そんな状況だったんですよ!


 たとえば――この国では森を全裸で徘徊する健康法があるんです、とか。

 右も左もわからない海外で言われたとして、独りでそれをやれますか!?

 子供とか大人とか関係なく、怖いと思いません!?


 憧れだけでなんでもできるなら、とっくの昔に僕一人で日本旅行してますよ!


 いえ、その、僕の場合は魔法でいくらでも護身できるだろうって。

 だから不安に思う必要なんてないだろうと思うかもしれませんけど――。


 そのあたりは、むしろ逆なんです。


 現地の常識を知らない僕が、普通ならありえないことをしてしまうとか。

 僕が身を守るために、とんでもないことをしでかすんじゃないかとか。

 僕のしでかしたことが日本に悪影響を及ぼすんじゃないかって。


 そういう不安が大きかったんです。


 だって――僕と主人(マスター)が初めて〈石の国〉を出て――。

 初めて〈水の国〉を訪れたときに、最初に立ち寄った町は――。

 そうした配慮を忘れていたから、人も家も全部、燃えてしまって――。


 と、とにかくです!


 そんなわけで、僕はどうすればいいのか、悩みに悩んで。

 はたから見てもかなり取り乱していたと思うんですが。


 ――そのときでした。


「あっ! そうだ! 簡単な解決方法があった!」


 充さんが、ポンと手を叩いて、そう言いまして。


「妙案がありましたか……!?」


「うん、ミヤさんが問題なく風呂に入れる方法を考えたんだけど」


 さすが、僕が困ったとき、いつも素敵な案を考えてくれる充さんです。

 どうしようかと慌てるばかりだった僕を安心させるように、微笑んでくれて。


「ミヤさん、この旅館には、家族風呂っていう貸し切りにできる風呂があってね」


「家族風呂、ですか」


「そこを借りよう」


 それまでの騒動が嘘のように単純明快な解決法を導き出してくれたのでした。


 貸し切りの、男も女も関係ない風呂に入ろう――。

 あれこそ、起死回生の一手でした。


 あの瞬間――充さんの提案の意味が理解できた瞬間です。

 目の前がパァッと明るくなった気持ちでしたね!

 だからもう僕も、一も二もなく、その案に飛びつきまして――。


「わあ、貸し切りのお風呂ですか! なんだか楽しそうですね!」


「冷静になって考えてみればすぐに思いつく方法を忘れてたよ……」


 はい、そんなわけで、山梨旅行初日の夜の、和やかにして賑やかな一騒動。

 「混浴事件」は、充さんの機転のおかげで、平和的解決を迎えたのでした。



 * * *



 それからは、充さんが旅館の女将さんに事情を説明してくれまして。

 無事に家族風呂を借りることができました。


「彼女は日本観光に来たばかりで、お風呂は入ってみたいけれど、大浴場が怖くて入れないと言っていて。でも、彼女に日本文化の体験をさせてあげたいので、家族風呂を借りられないでしょうか」


「あらまぁ、そうなんですかぁ。いいですよぉ。どうぞ使ってくださいねぇ」


「先にわかっていたら予約のときに言っておいたのですが……いきなりで、ご迷惑をおかけします」


「いいえぇ。いいんですよぉ。ゆっくり浸かってきてくださいねぇ」


「ありがとうございます」


 百パーセント嘘偽りない事情説明ながら、異世界のことには欠片も触れない。

 充さんのあの説明は、見事なものでした。

 僕の容姿が日本人離れしていたのも効果的だったのかもしれません。


 いずれにしても。

 にこにこ顔の女将さんに見送られて、僕たちは家族風呂に向かって。

 これにて一件落着だと顔を見合わせて、安堵の溜息をついたものでした。


 ――そして。


「充さんー。いいお湯加減ですー。楽しいですー」


「良かったー。ゆっくり浸かっていていいからー」


 一人がお風呂に入っているあいだ、もう一人は脱衣場で待機、ということで。

 僕が木造りで四角い、爽やかな香りのする湯船に浸かって。

 磨りガラスの扉の向こうで充さんが待機するという状況になりまして。


「これ、檜風呂っていうんですよねー。いい香りですー」


 お風呂って、僕はあまり縁がなかったんですが、良いものですね。

 ゆったりと身体を包まれる感覚がなんとも心地良く感じられて。

 あの圧迫感が落ち着くんですよね。


 魔法で身体に汚れを寄せ付けなければそれでいいと思っていましたけれど。

 お風呂っていうのは、そういうものじゃないんだなって実感しました。


 ただ――そうやって僕がお風呂のすばらしさを知って。

 それでその日はめでたしめでたし、とは終わらなかったんですよね。


 そのあとに、もう一つ。

 僕の勘違いが充さんに迷惑をかける事態が起きたんです。


 お恥ずかしい話ですが――。


 それは僕のお風呂体験も終盤に差し掛かったときのことでした。

 僕は、扉越しに充さんと話をしていて――不意に気付いたんです。


「充さんー」


「なにー?」


 僕が声をかけるたびに、ですね。


「本日はお騒がせしてしまいましたー。でも、ありがとうございますー」


「いいよいいよー。私も入ったことのない家族風呂に入れるしー。異文化交流体験をした気分で、解決してみれば面白かったしー。これぞ異世界文化交流かなー?」


「明日も、どうかよろしくお願いしますー」


「こちらこそー。明日は面白い洞窟巡りをするから楽しみにしててー」


 磨りガラスの向こうで、充さんの影がどうにも所在なさげに揺れていて。

 いつもどおりの丁寧な受け答えはしてくれたんですが――。

 どうも、充さんはこの状況が落ち着かないようだ――って。


 思い返してみれば、僕がお風呂に入る直前もそうでした。


 脱衣場で、僕が服を脱ぎ始めたら、充さんが凄く慌てて。

 急いで後ろを向いて、僕に早くお風呂へ入るよう言いまして。


 あのときから、妙に落ち着かない様子だったなと思い返して。


 僕は首をかしげて、自分の身体を見下ろして。

 充さんが目を背けるようなおかしなものはない――と思うのだけれど、と。


 薄っすらと濁ったお湯に浮かぶ、弾力のある双丘と。

 玉の(しずく)を弾く、濡れて上気した肌と、そこに張り付く黒髪と。

 湯気をまとう自分の身体を念のために検分しまして。


 でも、原因はわからないけれど、現状、充さんに心労をかけているに違いない。

 それだけは判断できましたから、早めにお風呂を上がるのが良いと思い――。


「出ましたー。充さんもすぐに――」


「うわっ!? ちょちょっ! 待って!?」


 扉を開けたら、途端に充さんの悲鳴に出迎えられてしまって。


「えっ!? あの、充さん――」


「服! ミヤさん! 服着て! 向こう見てるから!」


 目の前で、猛スピードで僕に背を向けた充さんを見て。

 これはやっぱりおかしな事態だぞ、と首をかしげて。


 一つの物事に対して、なにかおかしいと感じた場合、その原因は。

 大概、その物事に対して自分が抱いている前提のほうが間違っているからです。


 充さんがここまで過剰な反応を見せる以上、僕がなにかをやらかしている。

 自分の現状認識になにか問題があるぞと、状況を俯瞰してみて。


 そこで、僕もやっと気付けたんです。


 僕自身は、充さんと凄く仲良しになった気でいたんですが。

 それが僕の早とちりだったんですよね。


 僕の「充さんと仲良くなりたい」という思いが先走ってしまって。

 事実と願望を履き違えて、つい、性急な行動に出てしまっていたんだ――って。

 充さんからすれば、びっくりしてしまって当然ですよね。


 日本では本当に仲の良い人同士は()()()()()()をするそうですが。

 充さんの僕に対する好感度がそこまで達していなかったってことですよね。


 もう、気付いた瞬間、僕も大慌てです。

 急いで浴衣を羽織って、充さんに謝って。


「――す、すみませんっ! お見苦しいものをお見せしてっ!」


「いや! 絶対に見苦しくはないと思うけど! 見るわけにはいかないから!」


 でも、そんな失礼なことをした僕にも、充さんは優しくて。

 部屋に帰ったあとも、しゅんとしていた僕を笑って許してくれまして。


 はい。

 僕と充さんの、はじめての日本観光旅行は――。

 そんな感じで、本当に賑やかな始まりだったんです。

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