快進撃はどこまで続く?
さてさて、無事にクラブも設立して、結婚式も挙げました!
何故か結婚式は一馬のアホと同じ日だったりはしたけれど、特に招待客に響く事も無く、色々問題なかったよ。
アホの方は知らん。
同じ日に挙げたのが悪いとだけ、言っておこう。
クラブ設立2周年。
GⅢ・GⅡは獲っていたものの、流石にGⅠは獲れていなかったクラブの馬が、とうとう初GⅠをゲットした記念に、小規模ながらもパーティを行いました☆
獲ったのは秋華賞。
秋の牝馬3冠最後の一つだ。
まだまだ、新参クラブだったけど、これを獲ったお陰で今年の一口馬主権の売り上げは好調らしい。
「今回は、初めての売り切れもあるかもしれません!」
とは、代理代表をやってくれてる菊本さんのお言葉。
有難いことです♪
シノビフォーチュンが、牝馬三冠獲りそこなったのはちょっと切ない。
まぁ、そう言うもんだよねー。
それもそうだけど、海外進出も無事果たした。
春からずっと欧州に行きっぱなしの、シノビダイアモンドももうそろそろこっちに戻ってくる事になっている。
海外で3つのGⅠを獲った彼は、種牡馬になったらメチャクチャにモテそうだ。
帰ってきたら引退させるのもイイね。
ちなみに、優斗君も勿論シノビダイアモンドと一緒に海外GⅠを獲って来て、今ノリにノッテるジョッキーだ。
私も鼻が高い。
物理的にはペチャだけど!
最近、今更ながらに不安になる。
何にって、調子が良すぎてどうしよう的な?
優斗君とも相変わらずラブラブだし、馬主業も好調。
元々の母体になってる、おじい様から受け継いだ企業の業績も好調すぎる。
あんまり順調過ぎるのも、やっぱり怖いものなんだなぁと思う訳だ。
うっかり足を踏み外したりしない様に、きっちり足元固めとかないとね!
調子に乗り過ぎない様に、気をつけよう。
クラブ設立から5年も経つと、代理代表の菊本さんからクラブ所有の牧場を作りたいと言う打診が入る。
「クラブにも牧場かぁ……。」
「ええ。引退した牝馬を優先的に肌馬として受け入れられますし、オーナーの繁殖理論を試す先も増える事になります。如何でしょうか?」
「少し、持ち帰って検討します。」
最近こう言う大きい案件は一旦、家で優斗君と相談するようになった。
彼に決定を丸投げしてる訳じゃないけど、意外と考えて無かったような現実的な指摘も貰えたりする事もあるし、何より彼が嬉しそうなのが素晴らしい。
なんか、夫婦で二人三脚って感じがしていいなと思い始めてるのだ。