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第16話:『最強の目(スカウト)と最強の指(編集)。~封印された神の遺物を、部屋にいながら略奪します~』

「ネム、お前のその『透過』スキル……映像越しでも使えるのか?」

 俺が問いかけると、ネムはポテチを飲み込み、眠たげな目で頷いた。

「うん。私の視界をカナタさんのデバイスに同期すれば……どんなに強力な魔法障壁がある場所でも、私が『見て』いる間はそこが透過されて、カナタさんのスキルが通るようになるよ」

「……なるほど。ルナ、準備はいいか?」

 ルナはまだネムを「排除すべき害虫」として睨みつけていたが、俺の言葉にすっと表情を和らげた。

「カナタ様が望むなら。……ですがカナタ様、略奪が終わったら、ご褒美に私を抱き締めてくださいね?」

 ジークが「ヒッ……」と息を呑む中、俺たちは作戦を開始した。

 ターゲットは、過去数百年誰も足を踏み入れたことのない『聖域・バベル』の最上階にある神話級アイテム【天の杯】。

 ネムが『透過』で現地の映像をデバイスに送る。そこには、何重もの物理的な鍵と、触れる者すべてを塵にする殺戮魔法が渦巻いていた。

「【空間編集:選択】……ターゲット、天の杯」

 ネムの能力で魔法が透過された一瞬の隙を突き、俺の指先が画面上の「杯」を捉える。

「【切り取り】、そして――『俺の机の上』へ【貼り付け】」

 パチン、と指を鳴らした瞬間。

 ボロアパートの、安っぽいちゃぶ台の上に、眩い光を放つ黄金の杯が出現した。

『……嘘だろ。世界の歴史が動く秘宝を、ポテチ食いながら盗みやがった……』

 ジークが呆然と呟く。

 配信画面は、もはや数字がバグり、サーバーが悲鳴を上げていた。

【次回予告】

第17話:『奪った秘宝が「しゃべり始めた」件。~「わらわを召喚したのはおぬしか?」~』

手に入れた【天の杯】から現れたのは、小さな幼女の姿をした「精霊」だった!?

「自宅ギルド」にまた一人、ルナの逆鱗に触れそうなメンバーが……。

【作者よりお願い】

いつも応援ありがとうございます!

おかげさまで、物語もどんどん賑やかになってきました!

**「新キャラのネムちゃんがいい仕事してる!」「ルナの嫉妬が最高!」**と思っていただけましたら、

ページ下の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして、応援をお願いいたします!

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