第113話:要塞の「加齢臭」。~「世界を全員おっさんに戻したら、ヒロインたちだけが『究極の熟成(エイジング)』を遂げて、銀河一の聖母になった件」~
猫耳美少女の酸欠地獄を脱するため、カナタが放った「全員おっさん化パッチ」。
地球上の全生命体は、一瞬にして「くたびれたスーツを着た中年男性」へと姿を変えた。だが、ここで計算外のバグが発生する。カナタの隣にいたルナとセレスティアだけは、その「加齢(経験値)」を物理的な「包容力」として吸収し、全宇宙を包み込むような**『究極の聖母』**へと進化したのだ。
「……なぁテツ。下界から漂う『哀愁の加齢臭』が重すぎて、要塞の高度が毎秒100メートルずつ下がってるんだけど。これ、物理的に重いのか?」
『カナタさん、おじさんたちの「人生の重み」が重力定数を1000倍に書き換えました! 地球が「おっさんの重み」で銀河の底に沈もうとしています! ……ですが見てください! ルナさんとセレスティアさんが、その重みを「愛」に変換して、要塞を黄金の光でコーティングしています!!』
ルナは、これまでの少女のような刺々しさを消し去り、慈愛に満ちた(しかし瞳の奥は極限まで濁った)「完璧な年上の女性」の姿で、カナタの頭を優しく胸に引き寄せた。
「……ふふ。……可哀想なカナタ様。……おじさんだらけの汚い世界なんて見なくてよろしいのですよ。……わたくしの暗黒魔法で、この要塞の外側を『永遠の揺り籠』に書き換えて、貴方以外を全て排除して差し上げましょうか……?」
その声には、全人類を「赤ちゃん」に戻して管理せんとする、狂気的な母性が宿っていた。
「……主様、あの、おじさんたち。……魂が、くたびれて、汚い。……ですが、その『汚れ』すらも、私が、愛という名の、超高圧洗浄で、浄化して……。……主様だけが、最も、純粋に、輝けるよう、宇宙ごと、真っ白な、産着に、磨き直して、あげますね……ッ!」
セレスティアは、巨大な哺乳瓶型のキャノンを構え、地上に向けて「強制浄化ビーム」を放ち始めた。ビームを浴びたおじさんたちは、加齢臭を消され、ピカピカに磨き上げられた「光り輝く赤ん坊」へと退化していく。
「あはは! ライバーさん、見てよ! 全人類がバブみに目覚めて、銀河中のスパチャが『ミルク代』の名目で降り注いでるよ! ゲラゲラゲラッ!! 『聖母ヒロインの圧が強すぎるw』ってタグが全宇宙のトレンドを独占! 累計PVがバグの連鎖で100万の大台に突っ込むよ!!」
ノアは要塞の天井で、オムツ姿になった銀河皇帝の映像を中継しながら、狂ったように笑い転げている。
「……よし、テツ。……こうなったら『銀河規模の保育園』の運営開始だ。……全人類を教育し直して、俺を崇める『究極の信者』に育て上げてやるよ!!」
【作者よりお願い】
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
第113話、加齢臭重力から一転、ヒロインたちの「ヤンデレ母性」が爆発して全人類が赤子になるという、最大級のインパクト回をお届けしました。
ここからの展開は、さらに**「ヒロインたちの独占欲」と「カナタの絶対神化」が加速します。
「ルナの膝枕で宇宙を統治してほしい!」
「セレスティアに銀河ごとピカピカにされたい!」
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