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第108話:要塞の「電波ジャック」。~「全宇宙のテレビに俺の顔を映したら、光害レベルの眩しさで銀河中の眠気が吹き飛んだ件」~

超高速回転する地球を発電機に変え、カナタは全宇宙のあらゆるモニターへ「強制4K配信」を敢行した。だが、その出力設定ゲインを【無限】に固定した結果、配信画面は映像を超えた「物理的な光」と化してしまった。

「……なぁテツ。要塞の遮光カーテン、最新のやつに変えたよな? なんでサングラス越しに見た太陽より、自分の配信画面の方が眩しいんだよ」

『カナタさん、出力がオーバーフロー(限界突破)しました! 現在、全宇宙のテレビが、ブラックホールを飲み込んだ超新星爆発スーパーノヴァと同じ輝度で発光しています! 銀河中の宇宙人が「寝られねえよ!」って叫びながら、眩しさで失明(強制リセット)しかけてますよ!!』

 モニターには、眩しすぎて白一色になった画面の前で、サングラスを3枚重ねて抗議するエイリアンたちのシルエットが、100億件の「消灯しろボケ!」という弾幕と共に流れていた。

「……あら。……なんて騒がしい不純物たち。……カナタ様の輝かしい御尊顔を拝見できるというのに、光が強いなどと。……わたくしの暗黒魔法で、彼らの網膜ごと『ダークモード』に書き換えて、永遠の闇に沈めて差し上げましょうか?」

 ルナが不快そうに、要塞に撃ち込まれるクレームのレーザー(物理)を、魔力の盾で弾き返しながら微笑む。

「……主様、あの、宇宙の、光。……不純な、輝き。……全宇宙の、光子が、混ざって、白飛びして、いるのが、汚い。……耐えられない。……私が、全波長の、光を、一粒子ずつ、高圧洗浄して……。……純白を、超えた、透明な、虚無に、磨き消して、あげますね……ッ!」

 セレスティアが「対・光子用」の超微細研磨スポンジを手に、光の奔流(配信データ)の中へと飛び込んだ。彼女が空間を「磨く」たびに、眩しすぎる映像データから余計な光子が削ぎ落とされ、全宇宙のテレビは「漆黒の闇の中に、カナタの瞳だけが不気味に輝く」という、ホラー映画より恐ろしい神解像度へと変貌していく。

「あはは! ライバーさん、見てよ! 眩しすぎて銀河中の眠気が吹き飛んだ結果、宇宙全体の生産性が1万%向上して、株価がバグり散らかしてるよ! ゲラゲラゲラッ!! 『寝かせないライバーw』ってタグが光の速さで流れてる!! 最高にハイになれるバグだね!!」

 ノアは要塞のコンソールに頭を打ち付けて爆笑しながら、光害によってバグり、昼夜の概念を失った銀河の崩壊データを収集し続けている。

「……よし、テツ。……眠れないなら、全宇宙で『徹夜のダンスパーティー』を開催しろ。……全テレビのスピーカーから、俺が編集した『強制覚醒BGM』を最大音量で流し続けてやる!!」

【次回予告】

第109話:『要塞の「オールナイト・フェス」。~「全宇宙で同時に盆踊りを踊らせたら、銀河系の形が『カナタの顔』に変形した件」~』

「……おい、誰だ銀河をこねくり回したのは!」

数千億の星々が、ダンスの遠心力で移動を開始!?

宇宙地図が書き換えられ、星の配置が「カナタのドヤ顔」になった瞬間――。

「主様、あの、歪んだ、銀河。……形が、不純だから、私が、座標ごと、磨き直して、あげますね……ッ!」

【作者よりお願い】

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!

第108話、眩しすぎて銀河を不眠症に陥れるという、光の暴力回をお届けしました。

もし「テレビが超新星爆発レベルで光る設定に吹いたw」「セレスティアの光子研磨が相変わらず物理を無視してて最高」と思っていただけましたら、

ページ下の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価いただけると、執筆の大きな励みになります!

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