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第100話:要塞の「最終回(嘘)」。~「100話記念に世界をもう一度初期化しようとしたら、ヒロインたちが『俺との結婚式』の予約を勝手に入れていた件」~

宇宙バナナの先端でゴリラ王を「キャラメリゼ」にして粉砕したカナタ。第100話という節目を迎え、彼はあまりにカオスになりすぎた世界を、管理者として一旦クリーンにする決断をした。

「……テツ、100話記念だ。溜まったバグと、ジャングル化した地球を一度整理する。……管理者権限、全システム・オールクリア。……行くぞ、実行エンター!」

 だが、カナタの指がコンソールに触れる直前。要塞の全モニターが「純白」から「深紅」へと塗り替えられた。

『エ、エラー! カナタさん、コマンドが拒否されました! 権限が……管理者である貴方から、『特定のユーザーグループ』に勝手に譲渡されています!!』

 要塞のスピーカーから、聞き慣れた、しかしこれまでにないほど「重い」愛の声が響き渡る。

「……ふふ。初期化なんて、寂しいことをおっしゃらないで。……記念すべき第100話。ふさわしいメインイベントを、わたくしたちで『予約マージ』しておきましたわ」

 扉が開き、そこには見たこともない豪華な「暗黒のウェディングドレス」を纏ったルナが立っていた。彼女の背後には、要塞全体を巨大な「披露宴会場」へと書き換える魔法陣が展開されている。

「……主様、逃がさない。……初期化、ダメ。……貴方の、独身という名の、不純物。……この世界の、最大の、バグ。……私が、永遠に、磨き消して……。……純白の、誓いの中に、貴方を、閉じ込めて、あげます……ッ!」

 セレスティアが「対・新郎用」の鏡面仕上げのタキシードと、絶対に外れない「研磨済みの手錠リング」を手に、音もなくカナタの背後に現れる。彼女の瞳は、主様という存在を永遠に「清掃(所有)」する喜びに燃えていた。

「あはは! ライバーさん、見てよ! リスナーたちが『ついに逆玉ゴールインw』『運営とヒロインの癒着w』って、祝儀スパチャが銀河系の予算を超えて降り注いでるよ!! ゲラゲラゲラッ!! こんな最高にハッピーなバグ、笑うしかないでしょ!!」

 ノアが狂ったように笑いながら、カナタのステータス画面に勝手に『既婚(予定)』のバッチを刻み込んでいく。

「……待て、これは俺の書いたシナリオじゃない! テツ、ロールバックだ!!」

『……無駄ですよ、カナタさん。……100話分の「愛のデータ」が、システムの深層まで侵食して……。……あ、世界中の画面に『祝・カナタ様ご成婚』ってテロップが流れ始めました』

 カナタの「最終回」という名の初期化計画は、ヤンデレヒロインたちの団結により、強制的な「永遠の誓い」へと書き換えられてしまった。

 配信画面には、逃げ場を失った最強のライバーと、彼を包囲する美しきバグたちの姿が、過去最高の解像度で映し出されていた。

「……よし、テツ。……こうなったら『新婚旅行(銀河征服)』のライブ配信にタイトルを変更しろ! 逃げられないなら、この地獄を世界一バズらせてやる!!」

【次回予告】

第101話:『要塞の「ハネムーン」。~「新婚旅行の行き先が『地獄の最下層ダンジョン』に設定されていた件」~』

「……なんで初夜の場所が、溶岩の流れるデスエリアなんだよ!」

結婚式の喧騒も束の間、ヒロインたちが提案したのは「愛の試練」を兼ねた地獄のツアー!?

カナタの自由を取り戻す(?)戦いは、第2シーズンへ突入し――。

「主様、あの、溶岩。……ドロドロして、汚いから……私が、地球の、核まで、磨き直して、あげますね……ッ!」

【作者よりお願い】

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!

祝・第100話! 初期化しようとしたら逆転結婚式にハックされるという、まさに「セカダン」らしい節目回をお届けしました。

もし「ついに外堀を埋められたカナタに合掌w」「セレスティアの『独身という名の不純物』というパワーワードが最高w」と思っていただけましたら、

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また、もしよろしければX(旧Twitter)などのSNSで「#セカダン」でシェアしてくれたら嬉しいです!

皆様のこれまでの応援が、カナタを100話まで連れてきてくれました。第2シーズンもよろしくお願いします!

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