表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/18

第10話:『世界最強になった翌朝。~「お祝いに、一生外に出られない魔法をかけました」と聖女様が微笑んでいます~』

世界1位を倒した衝撃は、一夜明けても収まらなかった。

 SNSのトレンドは俺の名前で埋め尽くされ、企業からのCM依頼や、国からの協力要請が数千件届いている。

 だが、今の俺にとって最大の懸案事項は、目の前にある朝食……ではなく、それを差し出すルナの視線だった。

「カナタ様、おめでとうございます。これであなたは、名実ともに世界で一番『価値のある男性』になりました」

「……ああ、ありがとう。でも、通知がすごくて朝からスマホが鳴り止まないんだ」

「ええ、分かっています。ですから――」

 ルナが俺のスマホを床に置き、軽やかに足で踏み砕いた。

 

「……え?」

「有象無象の連絡なんて、必要ありません。これからは、私の声だけを聴いていればいいんです。……お祝いに、この部屋のセキュリティを『神話級』にアップデートしておきました。……私以外、誰も入れませんし、あなたも出られません」

 窓の外を見ると、アパート全体が禍々しいほどの神聖な結界に包まれている。

「……ルナ。これ、いつまで続くんだ?」

「いつまで? ……ふふ、死が二人を分かつまで……いえ、死んでも魂は逃がしませんから、永遠とわに、ですよ?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ