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七人の少女とたった一人のバッドエンド  作者: 灯月 更夜
第三章 幸せな結末を探して(下)
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3-17 シシリアとエイネシア(2)

 すっかりと刈り取られたほうれん草の場所にはすでに別の野菜が植えられていて、他にも色々な野菜が収穫期を迎えて別の野菜に変わっている。

 魔法陣の中ではシーズリースの風魔法で温度調整がなされているため、季節外れな青々とした麦が実っているが、傍らの野菜畑では新たに夏野菜がすくすくと育ちつつある。

 どれも前の作物から入れ替える際に、わざと土壌もいじらず、軽く土を混ぜ合わせただけで次の作物を植えたが、それにしては実の付き方も良好で、とても良い調子だった。陣の効果を微調整してからは、精霊の通り道とやらも随分と細々としたものになり、畑の方は随分と安定したのだ。

 しかしその分、麦畑のほうに集まる精霊量も減少傾向にある。これまでの実験で随分と実りが安定してきた新品種は、僅かな精霊魔法の補助の中でも立派に育ちつつあるが、やはり以前ほどの急速な効果は見て取れない。一つ穂を取り指先で転がしてみても、実りの量は程よいものの、実の詰まり具合が案の定まだ少し柔らかかった。やはり今少し、補助となるようなものを与えたい。

 長いこと魔法に守られた場所で育てて来たから、実際に魔法のない環境に植えられたときに受ける害虫被害や気候変動に耐えられるかも心配で、その辺の実験も、そろそろハインツリッヒに提案してみるべきだろう。それまでにもう少し安定性の高い丈夫な品種にしたいのだが、しかしこれ以上陣の影響を強くすれば、周りに与える影響も大きくなってしまう。かといって弱くしては麦の成長が鈍足化する。

 そのバランスの難しさには、うーん、と唸り声をあげた。

「やっぱり、固定式の魔法陣の他に、直接麦畑にのみ詠唱魔法をかけるといった重ね掛けをするべきか……」

 だが以前にも論じたように、詠唱魔法には継続時間が短いという難点がある。一回ポンとかければ終わりというものでもない。できれば収穫を迎えるまで、微調整をしながら少しずつ魔法をかけたい。

 だが毎日毎日、ただでさえ忙しい王立薬学研究室のエリート達に畑の世話までお願いしているというこの現状、さらにそんなことまでお願いするのは気が引ける。

「こう……魔法の手間は最初の一度だけ。あとは必要な時だけ発動させて、不必要な時はオフにできるような。そういう時限式のものが作れたらよいのだけれど……」

 形あるものに一度陣を刻んでもらって、あとはこちらで自由にオンとオフを切り替える。そんなことが出来たら、どれほど楽であろうか。

 そしてそれは昨今のアレクシスの第一の研究課題であり、しかしその汎用性の難しさはエイネシアも身を持って知っている。アレクシスからも色々と教えてもらったけれど、エイネシアでさえ専門である氷魔法で試した時限魔法は上手くいかなかった。時間差で発動、くらいの事なら出来たのだが、やはり誰にでも精霊に語りかけるだけで発動する、なんていう荒唐無稽な神業は、そう簡単に応用できるものではないのだ。

「オンとオフ……オンとオフ。有ると、無い。有る時と、無い時。その場に有る時と、無い時?」

 ふと何か思いつきそうな言葉に、はた、と畑を飛び出すと、そのまま畑の外の地面に手近なところにあった枝を引っ掴んで、ガリガリと地面の上に式を書き出す。

 考案した複合式から特に抽出した穂を丈夫で頑丈に強化する木魔法の箇所と、それを固定する無属性魔法の式の挿入。

 そこにある時とない時。

「移動式方陣論と固定式方陣論……あぁ。そうだ。肥料みたいに、陣の影響を定期的に蒔くというのはどうかしら。そのためには人力で移動可能な狭小物への魔法陣の固定と、オンとオフの切り替え方も考えないとだめだわ。いや、そもそも土壌に直接働きかけない魔法陣が、果たして影響を持つかどうか……」

 必要なのはまさに“肥料”。最初に土に混ぜ込む意味での肥料ではなく、すでに穂が実りつつあるこの状況下で、その穂を丈夫にさせる補助魔法のみを加算する、“肥料”だ。そしてそれを、木魔法士ではないエイネシアが使うことができるという、魔法肥料の“魔道具”化。

 そのために必要なのは、目的となる木精霊の魔法式と、それを固形物に固定するための移動式魔法固定術式。いや、肥料を振りかけるという形にするなら、水属性を組み込んでみるのはどうだろう。木属性の影響を、水属性を用いた水溶性に変換して降り注ぐ。これなら土壌に直接働きかけずとも影響を与えられるのではないだろうか。となると、また複合式か。

 ぶつぶつ、ぶつぶつぶつ、と、必要な計算式を地面一杯に書き殴って、ふむ、と唸り声をあげたところで。


「何をなさっているんです……姫様」

 そんな呆れた声色に、はたっ、と顔をあげた。

 そこには顔を真っ青にしたマーシャと、困った顔のシシリアと。

 ただ一人ユナンだけが、「新しい式ですか!」と喜んで地面にへばりついた。

 恥ずかしい……見られた。

「っ、つい夢中になってしまってっ」

 そう慌てて立ち上がって、パタパタ、とスカートの土を払う。

「えっ。これ、移動式魔法陣ですか? わっ、複合術式! え。でもこれ。え?」

 がさごそと地面に這いつくばって、うーん、と真剣な顔をするユナン。

 何なら今すぐにでも一緒にへばりついて色々と意見を聞きたいが、流石にシシリアの前では恥ずかしすぎる。

「姫様、これ面白いですよ! 去年姫様がやっていた固形狭小物への魔法陣固定の応用ですね! でもこれまでの固定式のものとは全然違う、まったく新しい方法です。いわゆる、“魔法肥料”ってやつですね!」

「そう、それ!」

 すぐに意味を理解してくれたユナンに、思わず食いついてしまった。

 中々察しがいいではないか。嬉しくなる。

「これ、応用すれば、これまで単発的にかけていた魔法も、すべて魔法陣化して用いることができるようになるわけですよね? それも、水だけで?!」

「そうなの! 水溶性にすることで、水撒きみたいに魔法の影響を降らせられないかと思って。どうかしら?」

「なんですかそれ、面白すぎますよッ?! 室長! 早く室長に見せたい! あぁ、でも今日は大図書館に寄るでしょうから、朝まで戻らないんですよ……あぁもう、室長の馬鹿!」

 そううずうずとするユナンに、シシリアもポカンとした顔をした。

「あ、あの。エイネシア様。これは?」

 状況説明を求めるかのように首を傾げたシシリアに、エイネシアははたと頬を赤くする。

 どうしよう。説明してもいいが……公爵令嬢が土いじりとか、肥料の研究とか。引かれやしないだろうか。

「えーっと。今、イースニック地方の麦の生産復興事業への研究助成をしているの。この畑はその実験畑。研究には第三薬学研究室に全面的に協力をお願いしていて」

「え? 学生なのに?」

「イースニックの長年の飢饉や領内情勢は私も心配だもの」

「……イースニックと姫様には、何の関係もないのでは?」

「でも同じ国の同じ民であることにかわりはないでしょう? それに私が好きでやっている研究を、彼らは必要としてくれているのだもの。無関係ではないわ」

 そう苦笑して見せたところで、シシリアはゆっくりと肩を落とした。納得、してくれたという事だろうか。

「それで、この地面の文字は一体?」

「今かけている魔法陣は扱いがとても難しくて、強くし過ぎては周りへの影響が懸念され、かといって弱くすると今一つ効果が物足りないの。今の状況がベストなバランスではあるのだけれど、もう少し、何かひと手間かけて麦畑の方にのみ補助魔法を加算できないかと思って」

「はぁ……」

「でも詠唱魔法って継続性に乏しくて、毎日かけないといけないから、それでは手間でしょう?」

「そうなんですか?」

「ええ。だからそんなことまで薬室にお願いするのはどうかと思って。それで、一度最初に陣を刻むだけ刻んでもらって、あとは私が肥料みたいに定期的に与える、みたいなことができたらいいな、という、ただの思いつきなのだけれど」

「でもこれ、とっても面白いですよ! 農学分野で移動式の方陣固定技術を用いた例はまだ一つもないですし、魔法を水に溶かすだなんて斬新です! 方陣固定の方は、確か去年はコリとマダルで布製品への定着を実験したんですよね。でも今回は木箱なんかでも良いわけですし。あぁ、でも水に溶かして影響を及ぼす陣にしないといけないわけですから……うんうん。課題は多いですよ」

「マダルは希少性が高いから、もっと一般にも還元できるような、汎用性の高い樹木で実験したいわ。そういう意味では、方陣固定技術の方の研究も進めないと、まず始まらないわね」

「クリンクス博士に協力要請しますか?」

「そうね。まずはハイン様に相談してからだけれど。大学部の方にも色々とご指導いただきたいわ」

「取りあえずこれ、模写しておきますね。室長が戻ったらすぐに見せます」

「できれば少しゆっくり目にね。絶対、“十日以内に形にしろ”とか言いそうだから……」

 そう肩をすくめたエイネシアに、「十日も待ってられませんよ!」なんて無邪気に言うユナンの方が、ある意味ハインツリッヒよりよほど悪魔だった。

「移動式固定方陣、って……去年、確かバースレイ先生の授業で」

 そうポツリと漏らしたシシリアに、そうそれ、と頷く。

「例えばシシー。町中に、“外灯”ってあるでしょう?」

 いきなりとんだ話に、「え? あ、はぁ」と、シシリアが曖昧に頷く。

「昔は一人一人が手にランプを持って夜道を歩いたのよね。でも大きな町が出来て、遅くまで人々が集まって賑わう環境が出来て。皆が一人一人ランプを持ち歩くのだと大変だから、外灯を設置した。ランプよりも長い時間、ランプよりも明るく。常に道を照らして、人を助ける」

「あぁ……」

「これはその逆。外灯が届かない家に帰るのに、足元を照らすランプを作ったらどうだろう、という発想ね」

 少し考えるように顎に手を添えたシシリアだったけれど、やがて「なるほど」と小さく首肯する。

 固定式と移動式の違い。その発想と、使い所の違いだ。

「魔法って、魔法士がいて初めて実用化するものであって、でも魔法士の数ってとんでもなく少ないでしょう? 大きな都市ならまだしも、本当に魔法を必要としている小さな町や村。農村なんかには早々魔法士なんていないから、皆高いお金を払って都市から魔法士を招いて、農場に魔法をかけてもらう。でも、固定魔法には一度発動してもらったら、あとは何かおかしなことがあっても誰にもどうすることもできずにかけっぱなし、という短所があり、詠唱魔法には、継続時間の短さと何度もかけないと意味がないという短所があるの」

 シシリアにも言っている意味がだんだんと分かってきたのか、今度はすぐに頷いてくれる。

「でもバースレイ先生の授業でやっていた移動式固定方陣技術は、魔法士の技術を持ち運びできるという、とても画期的な物なの。所謂“魔道具化”技術の根幹でもあるわ」

「……なるほど、魔道具。汎用性ですね」

 ただそのスイッチのオン・オフができないことは問題で、これに真正面から取り組んでいるのが、アレクシスの時限式魔法技術ということになるのだが、その確立にはまだ長い長い時間と実験が必要だ。だからエイネシアは、土壌に直接魔法の影響を与えるのではなく、魔方陣の影響を水などの一般的な物質に溶かして、この水を使いたい時に使えるようにすれば、持続性の問題を解消できるのではと考えたわけだ。

「今回の式は実験畑用の補助魔法的なものだけれど、これを応用すれば、これまで高いお金を払って何度も魔法士にお願いしてかけてもらっていた土壌調整や害虫避けも、肥料みたいに、農家の人が自らの意思で、自ら必要とする時にだけ魔法が使えるようになるの」

 それはまるで夢みたいな話。だがそれこそが、エイネシアが思うところの最も理想的な形でもある。

「私はね、シシー。こうした魔法による恩恵を、少しでも多くの人が、当たり前に使えるようになってもらいたいの。魔法士や大都市、貴族や富裕層だけの独占権益ではなくて、もっと一般に浸透させて、一般にも手の出しやすいものにしていきたい。だって、魔法は生活を豊かにするんですもの。悪いことなんて、何もないわ」

 それを最初に感じたのは、初めてアーデルハイド家でお菓子作りをした時のこと。公爵家では当たり前のように、精霊魔法を習得しているシェフや侍女がいて、当たり前のように働いている。その家で初めてオーブンを使った時に、『精霊の力を借りるんですよ』といってそれを実演して見せてくれたシェフに、精霊魔法の大きな可能性を感じた。

 けれどそれが決して一般的なものではないと知った時、とても残念にも思った。

 精霊はそこにいて、確かに存在していて。その力を借りることができるという折角のこの世界で、それを特権階級だけが独占し、無駄にしてしまっているのではないか。そんな気がしたからだ。

 それ以来、魔法の力を一般に還元することは、エイネシアの研究課題になった。

「この方法なら、魔法士が作成さえすれば、あとは誰でも使うことができるでしょう? いちいち魔法士を招く必要も無くて経済的だし、魔法士の方も移動時間を短縮できて、より多くの魔法を還元できるようになる。設置された魔道具も、個人ではなく、村ぐるみとか町ぐるみとかで使いまわしもできるわけよね。それって、今までにないとても価値のある物だと思うの」

「そういう意味でも、あのアレクシス様という御方が時限式方陣論を完成して下さったら最高ですよねー。誰でもスイッチ一つでオン・オフが出来る魔法の道具とか、もう理想ですよね」

「そうそう! それさえできれば、こんな複雑な複合式もいらないんだもの!」

 ねー、と二人で肩を寄せ合って盛り上がったところで、ほぅ……、と、ゆっくりと息を吐いたシシリアの様子に、いけない、一人で盛り上がりすぎただろうか、と慌てて顔をあげる。

 けれど見やった先のシシリアの面差しはとても穏やかで、見たこともないように淡く笑みを浮かべていたから驚いた。これは、どういう意味だろうか。

「よく、分かりました」

「そう? 良かった。これは本当に画期的なことで……」

「いいえ、そうではなくて」

 ん? と首を傾げる。

「私、ずっと不思議だったんです。学院内でのエイネシア姫ときたら、どんな悪い噂が流れてもそ知らぬ顔で、アイラさんが何をしでかそうともちっとも相手になさらなくて。正直、見ていて苛立たしいくらいで……」

「えっと……」

 それはその。何とも言い難い。

「どうしてびしっと言わないのだろう。どうして反論しないのだろう、って。最近もそうです。アイラさんに無礼にも腕を掴まれていながらちっとも窘めもしないで、ふらふらと素通りなさって。どうして? こんなに大変な状況にあって、どうして何も言わず、為されるがまま、泣きも喚きも怒りもしないで、って。正直、少し苛立つくらいでしたのよ」

 いや。去年はそれなりに泣きも怒りもしたけれど。だがシシリアは、それでは全然足りなかったと言っているのだろうか。

「でもなんだか、分かりました」

「何が、かしら?」

「エイネシア様にとっては、アイラ嬢のことなんて“些細なこと”だったんだ、って」

「些細だなんて」

 そんなことは無いわよ? と苦笑して見せる。

 だがシシリアはそれに、いいえ、と首を横に振った。

「そうなんですよ。アイラ嬢の、貴女に罵られただの脅されただのというつまらない戯言は、結局のところこの学院という小さな箱庭での出来事に過ぎないんです。それが国の玉座を動かそうとも、貴族達を争わせようとも、それさえも貴女には些末なことで、羽虫が騒いでいる程度にしか感じられないんでしょう。何しろ貴女はもっとずっと先の場所で、歴史に名が刻まれるようなことをなさっていて、そしてきっととんでもなく多くの人々が、それに感謝しているんですよね。道理で。貴女がアイラ嬢のことを気にするはずがないわけです」

「……そんな」

「だって見ているものの広さがまるで違うんですもの。貴女はたった一人の何の力もない少女を、罵ったり脅したりなんて絶対にしない。そんなこと、そもそも思いつきもしないんだわ。貴女がもしも誰かを罵るなら、それはきっとこの国の根幹を揺るがすような大事件を起こした誰かに対して。誰かを脅すとしたら、イースニック伯のような領民を窮地に追い込むような領主に対して。貴女とアイラ嬢……いえ。貴女と私達とでは、見ている世界の大きさがまるで違っている」

「……」

「貴女に、この学院は小さすぎるんだわ」

 それがよく、分かりました、と、そう微笑んだシシリアに。何だかちょっと気恥ずかしいような。買い被りだわ、という気持ちと。

 でも彼女の言う自分の姿が、妙にしっくりとも来て、あぁ、そうか。そうなのだと、エイネシアの方がなにやら腑に落ちる心地をさせられた。

 どうにもこの学院での出来事が遠く、アイラの事が非現実的に感じられてしまっていたのは、見ている世界が違うからなのだという、そのことに。


 エイネシアにとって、ヴィンセントのいない貴族社会や王室事情は、もはや空虚で遠い存在でしかなくなってしまった。

 今一番大切なのは、この畑の中に座り込んで、地面に魔法陣を書きなぐること。

 “あの人”の隣で、“あの人”と同じ価値観で、一緒になって畑や魔法式の話をして。

 これはシシリアが言うような、大きくて立派な話なんかではない。

 ただエイネシアには、今この場所で、こうやって、狭い世界の中で彼らと新しい物を作って、試して、議論して、その成果をこうやってわくわくと語り合う。ただそれだけが楽しくて仕方がないだけの話なのだと。

 ただそれだけの、全然立派でも何でもない、個人的理由なのだと。

 そう気が付いて。


 シシリアが言うところの“身近にある現実”から目をそむけている事実に、逆にズクリと、胸が痛んだ。





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