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The dark zone1

「ちっ、我が同志達がまた国家の犬どもにやられるとは!」

高画質のデジタルテレビに映る”麻薬関連のテロリスト一味逮捕”のニュースに

激を感じリモコンのスイッチを切る。

そして目の前に有る紙を怒りの余り切り裂き怒り叫ぶ。叫び声を聞いた

スーツ姿の短髪の青年は赤い絨毯じゅうたんが引かれ大理石で出来た廊下を

掛け走っり叫び声のした部屋の前に止まり西洋風のドアを部屋の中に聞こえる様に大きく叩く。すると、入れっ!という太い声が部屋の中から聞こえてきた。

青年は、失礼しますと礼儀正しく振る舞い西洋風のドアを開けた。部屋の中は、廊下と同じく西洋風の造りをしており家具なども一切”和”というものは感じられなかった。

入るとすぐにソファーがありその後ろには木製のデスクが有り壁には

世界中から集められたであろう重火器と防弾チョッキ数着が掛けられていた。

デスクには大きな背もたれが有る社長椅子があり机には数発の弾丸と切り裂かれた紙、

デジタルテレビとノートパソコンが置いてあった。

 青年はドアを閉めると一歩も動かずその場に立ち尽くした。そのまま青年が立っているとドアとは反対になっていた社長椅子が回りドアの方へ向いた。椅子には金髪でサングラスを掛け頬に刃物の切り傷の有る日に焼けた筋肉質の男が座っていた。

男はデスク上に有るノートパソコンを操作し始めた。そしてある一定の操作を終えた後、

ドアの前に立っている青年の方へノートパソコンの画面を向けた。ノートパソコンの画面にはとあるガレージで起こった警官2人とテロリスト数十人の銃撃戦を撮影した

カメラ映像が流れていた。若き警官は脚を撃たれるが奇跡的に生還しているのが

映像からは分かる。男は映像が流れ終わると眉間にしわを寄せた。そして低く太い声で話し始めた。

 「お前も知っているだろうが、この警官2人によって我が組織は大幅な同士たちを

失ってしまった。私は物凄く悲しい。次はもうこの地へ進攻してくるかもしれない。

『ジャック』! 至急同氏たちを精一杯育てあげるのだ!」

 男は大きな拳をデスクに力一杯叩きつけ話した。

 「はっ!期待通りの育成をしてみます。『キング』!」

 ジャックは深々とキングに礼をし、部屋の外へ出るとすぐに廊下を走り出した。

キングはジャックの足音を聞き満足したような笑みを浮かべあご触った。

今まさに国家転覆を狙う麻薬テロリスト集団の行動が開始された。

もう国家転覆まで時間は無いのであろうか・・・・

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