BANGAIHEN
誰か、来週の土日を明日に引っ張って来れませんか?
「……」
「……」
「最初の挨拶ってどうすればいいの?」
「あ〜…こんにちはって言っとけばなんとかなる説」
「説あるコアトル」
「コホン……ン゛ンッ……こんにちは。鈴畑の方の哲です。宜」
「タカハシの方のまっちーで〜す。ヨロヨロ〜」
「あとなんかある?」
「あとはぁ〜好きな物とか?」
「好きな物?う〜ん……マガジンかな」
「うちは〜ス○バ一択〜」
「分かりみマリアナ海溝」
「あと〜推し?」
「分かりみマリアナ海溝かける百ッッ!!!!」
「そういえばテン哲はアニヲタだったね〜」
「アニオタをアニオヲタって変換してくる!?わかる……」
「うちもアニヲタ〜」
「語ろうぜ」
「語りますか〜」
「俺の見てるアニメって、十年くらい前のとか、結構マイナーなんだよね」
「ちなどんアニ?(分からない人用。訳、ちなみにどんなアニメ?)」
「ヒソヒソヒソヒソ」
「うち見てるよ〜」
「ハッッッッッッ!?!?!?!?!?(訳、八百年語っていい?)」
「分かる〜鳥肌立つくらい嬉しいよね〜」
「いや、本当にこれ知ってる人二百人中、一人、二人いれば良い方なくらい知名度うっすい作品だよ!?なんで知ってんの!?」
「急に饒舌になるのウケる」
「そりゃあねぇ。興奮しますよー」
「分かりみ深し〜」
「あ、やばい」
「?」
「ネタが…消えた……」
「……」
「……どうしよう」
「……」
「……」
「あー、うーん……」
「うん。終わろう」
「おけまる水産」
「じゃ。また」
「また〜」
ちなみに、この話は一部ノンフィンクションだよ。どこでしょう