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205号室(詩集)  作者: 詩
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愛と執着と生と死と哀と終着と


愛と執着と生と死と哀と終着と



咲いた花だけを愛でていたいわけじゃない

綺麗なところだけを見て、あなたを好きだと言いたくない


優しいだけのあなたなら、他の誰でも変わらない


ねえ、

その花を咲かせるまでに、啜った泥にまみれたい

剪定した蕾も、肥料にした虫も抱かせて

誰よりも側で、その花を咲かせる迄のあなたもまるごと愛させて

咲かずにいつか枯れるなら、私も一緒に枯れるから


根付きの花を、生きてるあなたをください。


それは愛ではなく執着だとしても。


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