2/8
Story2.突然
「「…え…?」」
そんな…どうして急に?
「俺たち…『8人で1つ』だったのにな…。」
光也がようやく口を開いた。
光也としては、ずっと守ってもらっていた兄達と離れるのが嫌なのだろう。
「…あぁ。伯父さんがな…。家計が苦しいだの何だの…。っていう話になってな。
つまり…辛い話だが…。全員離ればなれだ」
「…ウソだろ…。そんな、伯父さんがそんなこと…。」
光也が泣きそうになる。
「伯父さん…。どうしちゃったんだろうな」
冷也が同情する。
そうだ。あの話は…今すべきだ。
「ねえ、2人共、少し、言いにくいんだけどさ…。」




