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二人の関係

二人の関係?



音奈がこの学校に転校してきてから何日か過ぎ俺は、っふと思ったことがあった。


いやむしろ拉致?されたときからの疑問だったのだが・・・


二人の関係って?・・・


別に敵対しているわけでもなく、むしろ仲のいい二人。


てか俺を拉致した理由はなんなのだろうか。


そんな疑問を抱いた俺は仲良く二人一緒にいるので聞いてみることにした。


「なぁ、二人ってどんな関係なんだ?」


「なんだ?藪から棒に・・・もしかして音奈と仲がいいから嫉妬したのか?」


「ぃや全然違うけど。まぁなんかきになってな」


「全然とかぃぅなょ・・・」


ヒヨがなにやら言っていたようだが音奈がしゃべり始めた。


「実はですねぇ、私たち幼馴染なんですぅ」


驚いた、素直に驚いた。まぁ仲がよかったから前から知り合いかなんかかと思っていたが


まさか幼馴染とは。


しかし、じゃあ何で俺を拉致したんだ?疑問は深まるばかりだった。


「ぁ、お前なんで拉致された?とか思ってるだろ・・・」


「っな、なぜわかった?」


「いやまぁ顔に書いてある・・・っていうか音奈が顔に落書きしていたのに気づかなかったのか?」


ヒヨはそう言いながら俺に鏡を見せてきた。


そこには、〔なんで拉致されたんだろう♪〕と書いてあった・・・・


俺は、自分の世界に入り込みすぎて音奈のいたずらに気づかなかったのである。


ってかこんなことするなよ・・・・しかしめんどくさいのでツッコむことはせず、俺は疑問に思ったことをきいた。


「っで、なんで俺を拉致ったの?」


「ぇ?私のいたずらはスルーですか・・・とほほ」


ってか、とほほって口で言う奴普通いなくないか?


「で、もう一回聞くけどなんで俺を拉致ったの?」


「それはですねぇ、私のヒヨちゃんに彼氏さんができたって聞いていてもたってもいられなくなったからなんですぅ」


いや、だからって拉致はないだろう・・・・・ぅ?私のヒヨちゃん?


まさかコイツ!?


「そのまさかです。でもよかったです、ヒヨちゃんの思いちがいで・・・本当にヒヨちゃんの彼氏さんだったらぶっ殺してましたよぅ?」


っぶ、ぶっコロ・・・一瞬ドス黒いオーラが見えた・・・・本性をかいま見た瞬間であった。


ってか心を・・・その先はいわずもがな。


「誰がお前のなんだ!そして誰が思い違いだ!私の彼氏はコイツだ!この新屋 陽太だ!」


「そんなこといって・・・ヒヨちゃん惨めですねぇ?陽太さんはミジンコほどもヒヨちゃんのことを彼女だとは思ってないですよ?」


「っそそんな・・」


って・・・俺のいる目の前でそんな話するか普通。しかもヒヨよ俺をそんなに凝視しないでくれ、なんかいたたまれなくなる。


まぁ実際問題かわいい子に好かれていて悪い気はしない。むしろ喜ばしいことだろう。


しかしまぁ、いきなりすぎることもありそういう気分にはなれないってのは、確かだが。


「まぁでもですねぇ?私ヒヨちゃんから卒業することにきめたんですょ!」


「はぁ〜それで?」


「っはぃ!その結果、私は、陽太さんに入学することにしましたぁ!」


「な!なに?音奈、まさか私の敵になるというのか?」


「はいっ!」


なにやら話しが変な方向に向かっている気がするのだが・・・・


今のも確実に俺がいる前で話すようなことじゃないよな・・・


しかも、今の返事ってそんなにうれしそうにするものなのか?俺にはわからん。


しかし、うちのクラスには、宗や歩がいるのになぜ俺なんだ?


「なぁ・・・なんで俺なの?すっごく思うんだけどさ、宗や歩だっているのに・・・」


しかしその返事は2人からではなく倉持からだった。


「それはですね?一概に言葉では説明できないことなんですよ?」


「はぁそんなもんなの?」


「はい、そんなもんなのです。」


そういえば、最初は敵対していた倉持とヒヨは、今ではかなり仲良くなっているな?


まぁ仲がいいことは非常にいいことなんだが・・・この美女トリオが近くにいると


俺は、生きた心地があまりしないんだよな?だってみてみろよ周りを・・・


女に飢えた野獣たちがそろいもそろって俺をにらみつけている。


しかしあれだな、3人中2人が敬語ってのもなんかなぁ・・・・


音奈は間延びしたような感じでしゃべるし倉持は・・・最近は、はきはきしゃべるようになったな。


うんってかなんで今の返答を倉持がするんだ?まぁ女の子はこういう話が好きだから特に気にするのをやめよう。



















前の作品もよろしくお願いします…作品とよべるかわかりませんが…

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