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将門様の爆誕
「転成!?」
「そう転成じゃ」
簡単に言う爺
もしかして本当にできるのかもしれない。
「戦が多いくて綺麗な女が多いくて皆俺に惚れやすい
世界に転成させてくれ!!」
「注文がおおいのぅ…だがワシぐらいになると
それぐらいお茶の子さいさいじゃて…」
「ほーれ!!!!」
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頭の中がグルグル回るような激しい頭痛を感じ座り込んでしまう
そして気がつくと俺は何処かの山の中にいた。
「えいやっ!ほいさっ!」
威勢のいい声が聞こえる。
ここにいたって何も始まらない。
将門は声が聞こえる方向
に走り出した。