愛を
私を大嫌いってなじって、貶して、心が折れそうなほど、傷つけてから私に愛をください。
大好きって大嫌いって。
どっちでもいいから私に目を向けてください。
愛をください。
愛してよ。
愛してください。
愛愛愛愛愛愛愛愛。
私は愛がほしい。
欲しい欲しい欲しい。
欲しくてたまらない。
どうしようもなく醜い生き物です。
下劣な奴隷以下です。
比べるのも駄目な生き物です。
だけど、こんな私にも心はあるんです。
真っ黒で客観的にしか感じられない心ですけど。
どうか、私にも愛を与えてください。
何も食べないと生きていけないように私は愛が欲しいんです。
愛を食べて生き(逝き)たいんです。
愛がなくて飢え死にしそうです。
このまま死にそうです。
死んでもいい気がしてきました。
どうでもよくなってきてる気がします。
絶対そうです。
いきることを諦めている気がします。
結構、薄情な人間らしいです。
もともと、知ってましたけど。
自分のことなのにやっぱり他人事にしか感じれなくてこの心が自分のものじゃない気がして。
生きたくない。
逝きたくない。
息たくない。
生きることがめんどうくさい。
どうでもいいしどうでもよくない。
どっちも嫌だけど片方を捨てられない。
気持ち悪い。
気分悪い。
死にたい。
死にたくない。
どっちだよ。
意味わかんない。
自分自身が、一番わかんない。
とにかく、息をするのがめんどう。
私は今ここでずるずる死んでいきたい。
だけど、死ぬように生きていたい。
死んでいるのに生きていたい。
私は卑怯だから卑怯のままで笑っていたい。
苦しくても悲しくても悔しくても泣きたくない。
笑っていたい。
笑って生きたい。
笑って逝きたい。
笑って息たい。
矛盾、矛盾。
どうでもいい。
兎に角今は笑え。
笑う。
笑う。
笑え。
笑う。
つまらない人生に 再出発を。
楽しい人生に 再出発を。苦しい人生に 再出発を。悲しい人生に 再出発を。めんどくさい人生に 再出発を。
可哀想で可愛そうな人生に 再出発を。
笑える人生に 再出発を。幸せな人生に 再出発を。
ください。
どんな感情でもあなたがいればそれで結局、いいんです。
あなたのそばにいれないことが私にとっての苦痛。
あなたに要らないと言われることが私にとっての一番嫌なことなんだから。
誰か与えてください。
じゃなくてあなたのそばという絶対的な場所をわたしにください。
同時に私に愛を。
なんてね。
都合のいいこと言ってる。わかってる。
わかっているつもりだ。
バカなやつですけどね。
それくらい私はあなたがいればいいんです。
あなたからの愛があればそれでいいんです。
なんてね。
嘘、嘘、嘘です。
あなたの愛だけじゃあ生きていけません。
息はできるけど生きはできません。
食べなきゃ死んじゃうし、飲まなきゃ死んじゃうし、それでもあなたの愛が欲しいんです。
愛が無ければ食べ物も喉を通らないし、一滴の水だっていらない。
あれ?
これじゃあ、あなたの愛が無ければ生きていけないのと一緒じゃないか。
撤回、撤回、私はあなたからの愛が無ければ生きても息てもいけないようです。
だから、だから、
こんな私に愛をください。




