会話文 2
メモに残ってた会話文パート2。
【似た言葉】
「あ、あのくも」
「んー?」
「凄い大きいよ。今まで見たことないくらい」
「へー。どれくらい大きいの? まこちゃん」
「んー。幼い子どもの手くらい? 嫌、それより小さいのかな? 分かんないや」
「ふーん。てか、それって大きいの?」
「大きいと思うけど。ほら、なっちゃんも見てよ」
「どれどれ」
「ほら、あのくも」
「…………あぁ、そっちの蜘蛛ね」
「なっちゃん、なっちゃん。あめ、あめ」
「何? 雨、降ってきたの?」
「なっちゃん、飴は降らないよ?」
「え? あぁ、うん。飴ちゃんは降らないね。うん」
「はし」
「はい」
「何で、箸を渡すの?」
「ん? あぁ、はしっこのことね」
・設定
なっちゃん
基本的に会話が成り立たない幼なじみの子守り担当。
まこちゃん
発音がおかしい、問題をよく起こす幼なじみ。
【言い訳=愛】
「お前さん、俺のこと嫌いだったらさ、俺に関わろうとするの止めたら?」
「自意識過剰ですね。私がいつ貴方に関わろうとしているのですか?」
「何かにつけて文句を言いに来るし、俺より自分が勝っていると言いに来るし、俺のものを羨ましがってよく壊しに来る。これで、俺に関わっていないっていうか、執着していないって言う方がおかしいと思うけど?」
「…………別に私は、本当のことを言っているだけですし、羨ましがって壊してるのではなく、無能だから勝手に死ぬんです」
「あとさ」
「……今日は、よく話すんですね。なんでしょうか?」
「今、この状況はどう言い訳してくれるの?」
「……。うるさい」
「…………本当、可愛い奴」
・設定
俺
ちょっと危険な仕事をしている煙草が似合ういい大人。
私
「俺」のことが大好きだけど、行動の全てに言い訳をする。
【死ぬ前】
「例えば、俺が死んだとして」
「うん」
「例えば、結衣が少しでも悲しんでくれたとして」
「そう」
「例えば、その後に結衣が死んだ俺を追ってこようと自殺したら」
「へー」
「凄く嬉しい」
「絶対、そんなことないから安心すれば」
「それも、そうだな」
「でも、あんたが死んだら」
「ん?」
「その殺した相手を殺しに行くくらいはしてあげてもいいよ」
「それが誰であっても?」
「身内は困るけどね」
「それは嬉しいな」
「まぁ、仕方ないけど、少しは愛してるもの」
「うん」
「少しだけなら泣いてあげるわ」
「ありがとう。ごめん」
・設定
俺
組織を抜け出して命を狙われている男。
結衣
組織に所属しながらも男と恋人のままでいる女。
【病みつき恋愛】
「痛い?」
「痛いにきまってる」
「苦しい?」
「苦しいにきまってる」
「悲しい?」
「まぁ、家族を殺されたのは悲しいかもな」
「死にたい?」
「んー……。お前が殺したいなら死んでもいいけど?」
「それじゃあ、僕と一緒にいてくれる?」
「そのために、あいつらを殺したんじゃないのか?」
「好きだよ。大好き。君が僕を否定したら、八つ裂きにしてあげるから。食べるのもいいね」
「逃げないし、否定しないよ。そのために、足を刺したんだろ」
「大好き。愛してる。好き好き好き好き、愛してる愛してる」
「はいはい。私もお前を愛してるよ」
「ふふ、本当? じゃあ、ずっと一緒にいようね」
「あー……。まあ、死ぬまでならな」
・設定
僕
一目惚れしている女の子に自分の好意を示してたら何故か、皆死んでいくから不思議。
私
「僕」に捕まったかわいそうな子。妹のが先捕まってるから末路は知ってる。