表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/312

082 なんか魔物多くない?

ブックマーク。高評価。いいね。よろしくお願いします。

《女忍エーメラルダ嬢の憂鬱》


 ああ。憂鬱よ。わたくしはお父様にさっさとテンシラーオン大公爵に帰順して寄子になるべきと進言しているのにお父様ったら意気地がないし。


 公子様のあの論説を読んだよね? 馬鹿なの?


 槍のシュレディー様が近衛騎士爵団長のご子息のノイツ様に楽しそうに話かけている。


 もう。見た目だけは格好いいけど中身がついていかないわよね。


 なよなよしちゃって。剣王アイリス様の頼みじゃなかったらこんな役目なんて引き受けなかったわ。


 あ、魔物が出てきた。何してるの?


 そんなに硬くなったらダメ。


 もう。仕方ないわね。


 あんな雑魚モンスターも打ち取れないなんて。


 でもキマイラよね。


 こんなのがどうして一階にいるの?


 あ。またまた魔物ね。今度は五匹も同時に。あ、ちゃんと仕留めなさいよ。槍のシュレディーって本当に二つ名なんてつけてもらってるの?


 手裏剣は魔物にはとても有効ね。


 やっぱり公子様が考えた戦法はとても有効だわ。


 でもこの数は。あ聖女様。


「聖女様。前に出ては危険です。お下がりください。あなたは世界の希望なのですよ。お怪我があっては」


 わたくしの言葉を無視して聖女様が槍のシュレディーの前に出た。


 へ? さすがお噂には聞いたいたけど素晴らしい杖捌き。公子様に神官は力が強いから杖術を極めろとかって激励を受けて必死で練習したとか言ってたけど凄いわね。


 え? サスティナ様。いくらお金持ちだからってこんな時に財布なんて出してどうしたのかしら?

ブックマーク。高評価。いいね。よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ