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051 撫でるように踊る

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《剣王アイリス・マーキュラスの視点》


 どうしてこうなったの?


 わたくしがお相手するのは光の公子様。


 わたくしを見て微笑んでくださったら身も心も溶け出してしまう。


 いや。ダメよ。わたくしは剣聖リューペンス子爵家に生まれた剣王。


 絶対に手を抜く訳には。死を賭してもこの方に負ける訳にはいかないわ。


 鬼になれアイリス。


 勝てなくても恥をかかない程度の試合をしなければならない。それが貴方の使命よ。


 でも きゃー!


 なんてお美しい。


 いやーん。身体が溶け出してしまう。



☆★☆



《レリトニール公子の視線》



 剣王アイリス嬢の相手は誰なんだろう。可哀想になんて思ってたら俺かよ。


 まぁ、しかし単なるお遊戯みたいな剣舞だしな。


 それに俺が負けても下駄を履かせてくれるし。


 あんなにゆっくり剣を振れるかな?


 そうっと、そうっと。


 撫でるようにだぞ。

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