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040 神々の宴
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「お父様。どうしてわたくしの眷属のレベル操作をなさるんです? レベル200で限界なんてあんまりです」
処女神アルテミスが怒りながら言った。
「お前が恩恵を与えて眷属になんかしやがるからこいつに手出しできなくなったじゃねぇか。俺が手を加えられるのはレベルだけだ」
「いい加減にしてくださいませ。お父様がそうなら、わたくしもこの人の贔屓をしますからね」
「あ。なんてスキル授けんだ! あ。大賢者ってなんだよ。それで無くても化け物になっちまったのに、これ以上強くしてどうすんだよ。ちなみに大賢者はどれくらい凄いんだ?
俺の勇者と比べてどうよ?」
「はん。そんなちっぽけなもんと、わたくしの可愛いレリトニール公子様を一緒にしないで!」
「おい、勇者。ちっぽけ言うな!」
「ふん」
序章が終わりです。
《レリトニール公子。》
なかなか学園に入学できないんですが?
《作者》
分かってるよ。皆んなが勝手に動き回るからいけないだよ。
《レリトニール公子》
そりゃすまん。