259 新話な神話
本日3話目です。
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《レリトニール公子行動》
「あはは」
俺は現在絶賛叱られている。
「どうして光公子様はそうやって自ら危険に入って行くのです?」
目を怒らせたリビエラ嬢に俺は頭をかきつつ謝った。
「ごめんごめん。なんか俺を呼んでるのが分かったからさ」
口から出まかせを言う。
「それで中で何があったのです?」
アイリス嬢が尋ねた。
「うん。かくかくしかじかだよ」
「え? それじゃあ分からないとのろがあるんですけど?」
リビエラ嬢が突っ込んできた。
「ああ。ガイアはモーフに合体したよ。なぁ、モーフ」
「そうじゃ。我は元ガイア。光公子様の眷属なのじゃし」
更に可愛いさを増したモーフが現れた。
「「「「「「きゃー」」」」」」
女性陣が目の色を変えてモフモフしたのは言うまでも無い。
その時、緊急の呼び出しの念波が俺の頭の中に響いた。
《助けて!》
それはどうやら拳聖天レオン王子の助けを呼ぶ声だった。
「みんな、モフモフ中悪いけどレオン王子が窮地に陥っているようだ。助けに行かないと」
「え? どうしてそれが分かったのです?」
エーメラルダ嬢が尋ねた。
「うん。なんかガイアがさぁ、モーフと合体したら色んなことができるようになってさ」
「うむ。我はガイアを取り込んで強くなった。名付け親も強くるのは当たり前じゃし。
ついでに皆も光公子様の眷属にしてやったのじゃし。眷属どうしでは念話が通じるのじゃし。じゃし」
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