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249 純白の女神の独白

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《サラスバティーの視点》


 ラクシュミー様には本当に困ったものた。


 確かに光公子様は穏やかでよくよく見ればとても美形だが、しかしいきなり抱きつく?


 あんな剣気をピリピリ出している剣士が守っているのに急にそんなことをしたら騒動になるに決まっている。


 ラクシュミー様はどちらかと言えばあの剣士の娘の剣気が気に入らなくてあんな真似をしたのかもだけど。


 アスラ大神様もさすがに呆れていた。


 しかもいくら剥き出しの敵意を向けているからと言ってもいきなり殺しに行く?


 ラクシュミー様ってあんなに美しいのに本当に恐ろしい女神様だ。


 その落差がシヴァ様はお好きなのだろうけど、わたくしには理解不能ね。


 もう付き合ってらんないわ。


 アスラ大神様がなんかニヤニヤしながらやってくるから何かあるとは思ったけど、光公子様のような方がいらっしゃるなら最初から気をつけるようにそう言ってくれればいいのに。


 ラクシュミー様の暴走のせいで光公子様の怒りを買ってしまい、少し距離が開いっちゃたもの。


 ラクシュミー様は、あの見た目のくせに政治向きに興味を持つのはいただけないわ。バカなの?


 それにあの賢そうな小娘も苦手だわ。何か耳打ちしてくるので、何かしらと思ったら光公子様は貴方の巨乳に大変興味を持たれていますだって。なんか人の趣味を見透かすような視線をわたくしの胸に向けてきたのは少し嫌な感じだったわ。


 あんな視線で光公子様がわたくしの胸を見てきたらと思うと少しワクワクしちゃうじゃないの。わたくしなどには少しも全然興味が無いなんて心配したけど、わたくしの胸に興味を持つなんて、子供みたいで可愛いこと。


 少し怖い方だと距離を取るつもりだったけど、可愛くなっちゃったわ。


 そして実際に話してみると光公子様は年齢よりもしっかりしているのよ。


 それにわたくしの胸には絶対に視線を向けないのよ。ふふふ。その不自然さがなんとも言えず可愛いのよ。本当にファンになっちゃったわ。


 気付けばラクシュミー様も光公子様にもう有頂天になっているし。光公子様は政治の話もできるみたい。なんか発想が奇抜なんだそう。そんなつまんない話なんてやめてよって何回も言ったわよ。ほんとラクシュミーってバカなの?


 なんだか小娘に操られている感じは嫌だけど、こんなに可愛らしい男の子と知り合いになれただけで元は取れたからしら。


 ああ。それと、光公子様の眷属の娘の中に面白い女の子がいたわ。ベールで顔を隠しているから変な女だと思っていたけど、食事の時にベールを少し上げたので少しだけ顔が見えたけど、あれは相当な美女だわ。


 ラクシュミー様は、女になんか興味は無いのか、そう言えばあの生意気な小娘の事は気にしていたけど、もしあのベールの女の子を手に入れたら政治的に相当な価値があるんじゃ無いかしら? 男なんてみんな見てくれてだけしか見てないんだもの。


 まぁ、わたくしはそんな政治向きのことなんか全く興味はありませんけど。


 でも光公子様はいいわ。巨乳が好きだなんて。ふんふん。本当に可愛いんだから。

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本日、四本目です。

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