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024 危ない!

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《レリトニール公子視線》


 さて、余り華美にしては人々の反感を買うかもとかなんとなく言ってみたが、言ってみてそれもそうかと思った。


 次第に心配になる。


 貧乏性で心配性。これは前世の山口家の特徴であった。


 石橋を叩いても怖くて渡らない。だから何も達成できないなどと自分で言っていた。馬鹿である。


 心配になったのでスキル『気配察知Lv3』を発動した。


 残念ながらアクティブ系スキルのため、態々発動しなければスキルの効果が発揮せず、発動するのを忘れていて後で後悔する使えぬスキルである。


 そして、発動して直ぐに俺の馬車に何か小さな生き物が飛び出てくるのが分かった。


「止まれ!」


 俺は大声で叫んだ。


 貴族の馬車などは、急停止ができない。また、急停止などしようものなら馬車にのる人は,怪我を免れない。それゆえ危険でもなければ無理に止めようとしないのだ。


 しかし、主人の命令とあれば話は別だ。


 六頭だての超高級馬車は、急にブレーキをかけられるとともに馬達の手綱が引き絞られた。


 しかし、俺の察知スキルでは、俺の馬車に飛び出してきた小動物との衝突は、免れそうにない。


 俺のショボイ察知スキルでは何が飛び出してきたのかわからない。なんとなく人間の子供のように感じる。このままでは衝突してしまう!

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