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214 公子様ですから、、、、だな

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《賢王リビエラ嬢の視点》


 やれやれ


 本当に公子様には呆れてしまう。


「どうして地下迷宮なんてお作りに?」


「だって兵隊達は弱すぎるでしょ。地下迷宮で鍛えないと」


「ええ? 戦争間近なのに鍛えるんですか?」


「そうだよ」


 だそうだ。


 マリーシア女王とメーラシア女王の二人なども修行に参加されることになった。


 しかし、さすがに30万人もの軍人全てをレリトニール公子様一人で鍛えるなんてさすがの公子様でも無理がある。


 そこで、達人級以上の戦士を先に鍛えることになった。


 30万人の軍の中でも達人級以上の者はそれほど多い訳ではなかった。


 構成は以下の通りだ。


①達人級 318人

②豪級  106人

③聖級   18人

④王級   10人


 ちなみに、公子様、モーフ、剣王アイリス、大聖女リリアージュは明らかに規格外なのでこのカテゴリーから外した。


 しかし、公子様と一緒にいるとどんどんレベルが上がるものだ。


 武王サイラスさんなどは、皆の実力の上がり方にニヒルな笑いを浮かべていた。


「まだ実力をあげようって?」


 武王は呆れたように言った。


「敵を知り己を知らば百戦危うからず」


 公子様の言葉をお伝えすると。


「自分のことを一番分かってない御仁から言われたくねぇな」


 と返されてしまった。その通りだと思った。


 さすがに大魔王達の戦力も想像を絶するものだが、いっそ規格外の五人だけでも大魔王の軍団に勝ってしまうのではと感じるのだ。


 それほど、公子様、モーフ、アイリス、リリーアージュの五人は異常だ。


 他の人からするとこの規格外にわたくしも入るそうだが、それはともかくこれ以上鍛える必要があるのかと聞かれれば確かに疑問だ。


 とは言え


「公子様ですから」


 と、わたくしはそう武王さんにお答えた。


 そうお答えしたら何もかもが納得できるでしょ?


 ふふふ。


 やはり武王サイラスさんも納得されて


「公子様だものな」


 と仰られていた。


 この軍団はどれほど強くなるのだろうか?


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