203 第四の塔大魔王ザオラル
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《第四の塔大魔王ザオラルの視点》
「では他の魔王殿の成果を示して頂こうか? ザオラル殿如何に?」
偉そうにしきりおって。
「エグゼランス殿よ。ゼクスカリバー殿よ。更にはドジャーサス殿よ。貴殿らはそもそも最も大切なことを軽んじておられるのではないか?」
「また、ザオラル殿の持論ですな。レベル800を超えること。そもそもレベル800を超えねば神に至らぬと言うのが本当なのですかな?」
何にでも反論する時代遅れのヒューマン如きが。
「ほう。されば勇者ギュディーゲル殿は、いかほどのレベルに達せられのでしょうか?
勇者様になると限界突破できると仰っておられたが?」
「ザオラルどの。勇者はヒューマンの特別な職業なのだ。成長促進、不死、限界突破。これらは神となるべき特別な資質だと余は考えおる」
「で? ジュディーゲル殿のレベルは?」
「ふん。余のレベルは512だ」
「なるほど大したレベルであるが、 この度、余とクラン全員は、上位ダンジョン『ささくれた暗黒』を踏破した。そして全員が職業ランクを上げること成功しレベルの限界突破を果たしたことをここで報告する。
そして余のレベルであるが、、」
ふふふ。大魔王達よ。余のレベルを聞いて驚くが良い。
「余のレベルは635である」
大魔王ども腰を抜かすが良いぞ。
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