202 第三の塔大魔王ドジャーサス
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《第三の塔ドジャーサスの視点》
本当に馬鹿な奴らだ。自分自身が強くならねば意味がなかろうに。そんなオモチャばかり作っていても。
「そんなつまらぬ物を作っていて目標が達成できるのか。そもそも今回ケーセシャリー帝国に手を付けたのもお主たちのその製作意欲とか言うもののせいであろう。
神殺しの魔剣の素材が欲しいのは分かった。それにエイシャントドラゴンの鱗が必要なのもな。しかし所詮己が力を得ぬところに意味など無かろうに。お主たちは自身の能力を上げられておるのか?
それぞれの塔が与えられている役割をちゃんとこなせておるのか?」
ギロリとエグゼランスが睨んできた。
「口ではなんとでも言える。余やゼクスカリバー殿のように成果を示せ」
エグゼランスの野郎。五百もの聖級戦士を得たからか偉そうだ。
「余等は大丈夫だ。邪神アオンバオム様の恩恵3を頂いた。高司祭共も恩恵2を授かり司祭までも恩恵1を授かった。ようやくアオンバオム様を顕現させて神威を顕揚する力が備わったのだ」
塔の大魔王の奴ら驚いているな。ざまぁみろ。
「ドジャーサス殿よ。貴殿らは同胞を何百人生贄にしたのだ。あれだけ地に溢れていたダークエルフ達をほとんど見なくなったが?」
ゼクスカリバーが揶揄するように言ってきた。鬱陶しいドワーフだ。所詮ドワーフとは仲良くなどできないのだろう。
が、ドワーフの言う通りだ。余が生贄にしてきた同胞の効果はあまりにも少ないと言わねばならぬ。もう生贄にする同胞も少なくなった。ジリ貧と言っていいだろう。
「分かっておる。今回貴殿らに呼応したのはケーセシャリー帝国の龍人どもを全て生贄にするためだ。
皆には異論はないのであろう?」
「貴殿の言う通りすれば、我等全員が偉業を達成したと認められるのであろう。それなら異論など無かろうが」
第四の塔の大魔王ザオラルが吠えた。
こいつは吠えるしか能がないのかうるさくてかなわん。
しかし、ザオラルの言葉に反論する者はいない。であれば何も言うことはない。
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