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《龍帝リリーシュの視点》


「おお、ここが高名な『闇夜ダンジョン』か?」


 公子様、なんか嬉しそう。


「じゃあ龍帝陛下。龍王陛下。これを持って頂けますか?」


 なんだろう。縄を渡してきた。


「陛下。身体に結びつけて」


 大聖女リリアージュがぎりぎり聞こえるかどうかの小さな声でアドバイスしてくださった。


 身体に結びつけるのはお互いはぐれないようにするためだろう。


 公子様は、龍王スーザにも縄を渡した。スーザったら少し不満そうにしているわ。


 確かに身体能力の高い高位ドラゴンには縄で身体の自由を邪魔されたくないのだろう。


 わたくしもヒューマンと比べると身体能力は高いのですよ。公子様。


「大聖女様は、お付けにならないのですか?」


「大丈夫」


 ベールの中から小声で答えてくださった。


 本当に大丈夫なの?


 何かあったらわたくし、わたくしで無理ならスーザがなんとかしてくれるでしょう。





 そう思った時もありました。


「ヒェーーーー!」


 こ、これが修行なの?


 引きずられるだけ、いえ宙を浮いているだけじゃない!


「ヒェーーーー!」


 龍王も悲鳴をあげているわ。


 でも大聖女様。凄いんですね。それに賢王様の仰っていること。分かりました。


 見えてますよ!

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