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167 な、なんじゃこ奴らは!

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《龍王スーザリアンの視点》


 なんじゃこれは?


 ボロい砦の中はこんなことになっていたのか?


 まず、このピッカピカの石の壁はなんじゃ?


 天井も見たことがない色の綺麗な装飾だ。


 家具も見たこともないオシャレな家具だ。


 龍帝陛下も目を輝かせている。


 この美しい男の子がレリトニール様と自己紹介してくれた。そして横の美女はリビエラと言うのか。だが後に並ぶ者達の紹介はないのか?


 あ。わたくし達の自己紹介を要求しておるのだな。


「突然の訪問で、、、(省略)」


 それよりも、この連中だ。


 皆強そうだ。


 よくもこれだけの強者を集めたものだ。


 しかし、ほっとしたぞ。レリトニールとやらは全く鑑定できず、このリビエラストとか言う女も賢王としか分からぬ。わたくしの龍眼で見えないとは想定外だった。


 しかし、この後ろに並ぶ者達の能力は見えるようで少し安心したぞ。


 こやつは槍聖の称号を持つのか。凄いの。ん? こやつは剣聖な、は? こいつも剣聖だと? 剣聖ってそんなにいたっけ? でこの娘は火聖! このちっちゃい娘までそんなことは、は? 鍛治聖! ならこの獣人は? 拳聖だと。なんだここは。化け殿屋敷か?


 なんかもう見たくなくなって来たぞ。疲れた!


 とは言え見んわけにもいかないからな。ふっー。次の娘は、は? 暗殺王だと? こいつの能力も見えぬぞ!


 仕方ない。つぎじゃ。次は? し、始商王? 聞いたこともない。しかも称号以外は見えぬぞ!


 もういやじゃ。少し後ろでちっちゃくなってベールで顔を隠しておる女は弱そうじゃな。どれどれ? は? 大聖女? そんなのおるんか? 信じられんがそれ以外の能力などは何も見えぬ。


 もう疲れ果てたがようやく最後の一人じゃ。


 なんか雰囲気のある奴じゃな。


 あゝ。危惧していることが、、、こいつの能力も見えぬだと? こやつめちゃくちゃ強いぞ! こいつは父上と同格。もはや神域ではないか!


 なんじゃここは?


 なんなんじゃこ奴らは?


 龍王スーザリアンは、見たこともないような強者な集団でいることに驚きを隠せないでいた。



(王級の強者は普通、かなりの範囲に一人いるかいないかです。王級が二人一緒にいること事態が稀なことなのです。

 ちなみに龍帝リリーシュの称号は龍帝ですし龍王スーザリアンの称号も龍王ですが、これは種族固有の称号だったりケーセシャリー帝国の王族固有の称号だったりします。このため二人のような未熟で低レベルなもの達でも称号を持つことができた)

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