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勇者、陛下と面談ス!

俺様は飛行魔法で祖国日本へと飛んでた。

東京湾は令和時代と違い静かで沿岸部も砂浜が多い。

俺様のチートで山間部を平野にすれば沿岸部での工業地帯は減るだろう。


まずは陛下と面談せねば。



俺は皇居に降り立つと陛下との面談を申し込む。


「頼もう!!俺は勇者、日乃本太郎だ!!陛下と面談したい!!」


お約束の弩弩弩ぉ~~んと響く花火をバックに皇居の事務官を威嚇。

軍令部からも通達があったのか、事務官は慌てて陛下に連絡し、皇居の中に入れた。


令和時代のクソガキ時代ならともかく、魔王討伐し神にも近い存在の俺様には現世では怖い存在は無い・・

と思う。


日乃本家の婆様だけは苦手だがな。(;^ω^)


陛下と面談し、自分は令和時代から召喚され異世界で闘い、勇者として凱旋して来た人間。

この時代は歴史と戦史で知ってるが二年後には悲惨な末期になる。


軍を陛下が掌握し、特に陸軍は統制しないと戦後処理も難しくなる。

勇者としての力が必要ならいくらでも貸すので、協力して欲しいと言うと陛下も快諾。

まずは陛下に魔力を充填し、クーデターが発生しても神の言霊を発する霊力を貸与。

そして不意の発砲や殺傷沙汰でも防げる魔力も貸与。


陛下の声で陸海軍を統合し、作戦の縮小を図る。

大本営は解散し、皇室幕僚本部を設置し作戦を統合。

戦果などは嘘偽りなく皇室から発表。


太郎はやっと想いを達する事が出来たと一息付けたのであった。


統合本部には選抜した陸海の優秀な下士官を配置し、戦果や進捗を統合。

作戦本部はそれに見合った軍備を配置し、無駄を無くす。


当然、陸軍からの反発はあった。

だが俺が陛下の護衛として動き、武器を携帯してる士官は即刻、取り押さえ武装解除し、

捕縛。

海軍側は上層部との軋轢もほぼ消えてたので、そこまでは無いが、陸軍。

特に関東軍やシナ派遣軍は凄かった。

並みの人間では抑えるのは不可能だろう。

小僧だが、勇者の俺で無ければ抹殺されたと思う。


陸軍は軍縮され、特にシナ派遣軍は抹消。


輜重兵は退役させ、代わりに米軍基地から多くのトラック、ブルドーザー、ローラー機を盗難し、

輸送部隊、本土整備部隊などを編制。

トヨタや日産、その他のメーカーにコピーさせ、重機を生産させる。

戦車作るよりは役立つしな。


除隊させた輜重兵から、運転経験のある兵や機械に詳しい兵士は下士官待遇で軍に所属。

工事軍として陸にも海にも属せず陛下直属の皇軍として徴用。


シナ戦線はシナと講和し、満州も放棄。

満州の皇民は全て内地に引き揚げ、代わりに俺が魔法で開拓した山間部の平地に移民。


農地を与えたのだ。>輜重兵除隊者も。


またパイロットは全員、最低階級を少尉以上に昇進。

予科練、兵学校、士官学校も同じ。

これで整備兵からのムチャも言われなくなるのだ。

撃墜時には脱出推奨し、捕虜になった場合の教育をしっかりとする。

自爆強要は絶無とし、パイロットは軍艦と同じ位大事にする事を陛下が制定した。


飛行技術を持つパイロットは一種の兵器だしね。

特攻隊で死なすなんて愚の骨頂。

N島やO西みたいな愚官は退役させる様に徹底する。


燃料を潤沢に補充した事で飛行訓練は朝から夕方まで毎日飛ばせる様になった。


艦隊は全速の50ノットで南方と本国を往復し、速い速度で疾走する事で艦底のカキや海苔の付着も減ってるそうだ。

輸送船も強化し、平均40ノットで南方との往復をこなしてる。


おかげで潜水艦の雷撃での被害も殆ど無くなったと聞く。

まあ魚雷より速く船が疾走すれば魚雷も追いつかなくなるのは当然。

内地の資材は潤沢になり、艦隊も疾走続きで運用も上手くなり、結構な事と喜ばれてる。

遅れてた空母や巡洋艦の建造も招集解除になった職工が帰って来た事と資材の潤沢な事で、

建造がどんどん前倒しとなり、信濃や大鳳も実史より一年は早く竣工出来ると言う。


俺が関わった事で多くの歴史が激変する事になった。。

かなり変わる戦争の行方です。

次回は米軍側

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