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帝國、戦後処理を考える・・が・・

WHはくあのごてんを吹っ飛ばした俺様は転移で帰国。

既に世界でも大騒ぎになってるそうで、アメリカに魔王降臨。

日本は魔王を連れて来た。


等々騒ぎになってると山本提督と陛下が笑ってた。


布哇は占領する事にして設備を復旧させ、太平洋を日本の海にする事が確定。

布哇の残留米国人は輸送船を回させ帰国。

預貯金と現金、被服以外は持たせず帰国させる事になった。

>ギリギリまで乗せるため。


艦隊は資材を布哇に運ぶために全速で本国と布哇を往復してると言う。


布哇を占領した事で潜水艦も太平洋から撤退したと聞く。

何せ補給基地が豪州にしか無いのだ。


豪州も布哇を占領された事で補給が途絶し、単独で帝國に講和。


日本の属国に陥る条件で旧式陸軍戦闘機を配備し、国防軍を再編成。


どうもイギリス本国からも補給が途絶え、戦争出来る状態でなくなったと言う。

そのせいで欧州の豪州派遣軍は全軍本国に帰国し、本国防衛軍を縮小。

兵士も除隊し、農業や漁業、工業などの民間事業に戻ると言う。


ニューギニア戦線はコレで終了となるのだ。


軍備を日本から支給する事で豪州は日本の制御下になり恐れる心配も無くなった。


連合艦隊は布哇の補充を終えると呉佐世保、横須賀のドックで艦の手入れと武装変更。

電探の強化など未来の護衛艦ともタメを張れる艦となるのだ。


アメリカの工場はフル稼働で稼働してるが、俺がマザーマシンを全て奪い尽し

機械加工が出来なくなって来たのだ。

他にも原爆の資料や研究所を破壊。


継戦能力を削りまくってるのだ。


WHホワイトハウスが消滅したルーズベルトは執務室をニューヨーク、マンハッタンに移し、

軍の立て直しに必死になるが、上記の事情が続々と舞い込み・・。


持病の心臓麻痺が悪化し1943年、4月・12日・・・逝去。


実史より二年も早く逝ってしもた。


後任のハリー・S・トルーマンが副大統領から昇格するが、彼の任務は終戦処理。


国民はあの魔王に怯え、もう闘いはイヤだ!!

USAは孤立主義国家に戻るべきとデモが発生。

軍の勢力が弱まった処を南部地区の南米人や黒人が一斉に立ち上がり、第二次南北戦争も発生。

既に大戦どころではなくなり、米国は日本に講和を申し出る。


だが・・。


「勝ってる我が国に講和??笑わせるな!!」


と、少年魔王が嘲笑い決裂。


だが反撃能力が喪失した現状では逆らえるハズも無い。

国内の戦意は低空飛行。

戦死した海軍遺族からはこれ以上の死者出すな!!とデモが繰り返される始末。


どうすれば良いのだ???


すると・・・。


プシュンと言う音と共にトルーマンの目の前に、あの魔王が立ってたのだ。


ココはNYニューヨークのマンハッタンビル最上階だぞ!!

国民にすら現在の執務室は機密なのに・・。


「ヲイ、新大統領。まずは就任オメデト♪」


「貴様は・・・。」


「ああ、俺様は日本では勇者。お前等には魔王だろうが。

ヒノモトタロウと言う。

何時まで意地を張る気だ??ン???」


悔しい。。

だが出せる戦力が無い。

造船所もストライキだし海軍も軍曹クラスが枯渇し、新米士官や兵しかいない。


「ああ、言っておくが俺様を銃弾で撃っても無駄だぞ。

ホレ、コレで撃って見ろ。」


俺はそう言うと拳銃を手渡す。


トルーマンはオドオドしながら・・。


「撃っても怒らない??」(´;ω;`)ウゥゥ


と涙目。


エエから撃てと言われバキュ~ンバキュ~~ンと二撃。


当然、魔力の壁に当たり銃弾は潰れて床にカランと音を立て落ちる。


「本当に魔王・・なんですね。」


「まあな。祖国日本には英雄だし勇者だ。

だが敵対する国には魔王で当然だろう??

貴様等だってイエローモンキーと東洋人をコケにしてるだろ?

同じだよ。

敵だから相手は魔王になる。」


「ごもっともです。。。」


トルーマンは見た目は少年の彼に畏怖し、叶わない。


そう思い、彼に・・・。


「我がUSAユナイテッドステーツはJAPANに降伏致します。

無条件にて・・。」



空襲こそ受けてないが、既に多くの戦死者を出し海軍の再建には数年はかかる。

しかもミッドウエー、真珠湾を奪われ太平洋海域は日本の庭。

もし戦争を続ければ・・目の前の魔王は本気で祖国を壊滅させるだろう。

今なら、敗北の汚辱はあっても国民を守る事は出来る。

未来に賭けよう。


そう思い、彼は日本政府に無条件降伏を打電するのであった。

アメリカ降伏。

海軍消滅ならあり得る話です。

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